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J-GLOBAL ID：200902238777986773   整理番号：08A0150186

腫よう撮像への応用のための近赤外蛍光標識ペプトソーム

Near-Infrared Fluorescent Labeled Peptosome for Application to Cancer Imaging

著者 (6件)： TANISAKA Hiroki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KIZAKA-KONDOH Shinae (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MAKINO Akira (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANAKA Shotaro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HIRAOKA Masahiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KIMURA Shunsaku (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Bioconjugate Chemistry  (Bioconjugate Chemistry)
巻： 19  号： 1  ページ： 109-117  発行年： 2008年01月 
JST資料番号： W0169A  ISSN： 1043-1802  CODEN： BCCHES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種鎖長のブロックを用いて親水性ポリサルコシンと疎水性ポリγ-メチルL-グルタミン酸ブロックから構成される非イオン両親媒性ブロック共重合ペプチドを合成し,特性化した。TEM観察,動的光散乱分析及びカプセル封じ実験によって適切な親水性と疎水性バランスを持つブロック共重合ペプチドが緩衝液中で100nmサイズの小胞状に集合することを検証した。近赤外蛍光プローブを用いて本真性ペプチドベシクル,ペプトソームを標識し,ラット血液中のin vivoでの保持を調べたところ,長期間循環を維持し,PEG化リポソームと同等の安定性を示した。また,ナノキャリアとして本ペプトソームを用いてマウスに異種移植した小腫ようの近赤外蛍光撮像に成功した。本結果は本ペプトソームが分子撮像のための新規で優れたナノキャリアであることを示した。

シソーラス用語： 近赤外スペクトル ,  *蛍光標識 ,  *ブロック共重合体 ,  親水性 ,  ポリアミノ酸 ,  疎水性 ,  両親媒性 ,  *ペプチド ,  透過型電子顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  動的光散乱 ,  カプセル封じ ,  ベシクル ,  循環 ,  リポソーム ,  マウス ,  異種移植 ,  ポリエチレンオキシド ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン ,  第二アミン
準シソーラス用語： PEG化 ,  TEM【顕微鏡】 ,  *ナノキャリア ,  *ブロック共重合ペプチド ,  ポリサルコシン ,  腫よう撮像 ,  真性ペプチドベシクル ,  ペプトソーム

分類 (3件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  腫ようの診断  (GE03020J) ,  共重合  (CG04030D)

物質索引 (2件)： L-グルタミン酸 ,  サルコシン

タイトルに関連する用語 (5件)： 腫よう ,  撮像 ,  応用 ,  近赤外 ,  蛍光標識