文献

J-GLOBAL ID：200902239031820795   整理番号：08A0974714

能登半島地震による土砂災害の特徴

Characteristics of Sediment related disasters triggered by the Noto-Hantou Earthquake

著者 (9件)： 林拙郎 (三重大) ,  近藤観慈 (三重大) ,  川邉洋 (新潟大 農) ,  花岡正明 (土木研 雪崩地すべり研究セ) ,  秋山一弥 (国土技術政策総合研) ,  沼本晋也 (三重大) ,  向井啓司 (砂防・地すべり技セ) ,  福田睦寿 (砂防・地すべり技セ) ,  鈴木滋 (土木研 雪崩地すべり研究セ)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 61  号： 3  ページ： 31-36  発行年： 2008年09月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成19年能登半島地震は,震源が能登金剛北黒埼海岸沖で深さ11km,M6.9の直下型地震であった。穴水地点での最大加速度,最大速度はともに大きく兵庫県南部地震に近いが,富来地点での最大速度は半分程度で,表層厚に相関していることを考察した。また,加速度分布(500~650gal)と土砂災害の関係を整理し,東北東ー西南西断層方向に土砂災害が卓越するが,表土層が薄い北西部の地すべり地での土砂災害は少ないことを明らかにした。

シソーラス用語： 半島 ,  *地震 ,  石川県 ,  *土砂災害 ,  災害調査 ,  *震災 ,  地震加速度 ,  斜面崩壊 ,  能登半島 ,  2007年能登半島地震
準シソーラス用語： 能登半島地震

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

引用文献 (13件)：

• 林拙郎. 2007年3月25日能登半島地震による土砂災害の発生形態. 砂防学会誌. 2007, 60, 2, 51-58
• 北陸地方土木地質図編纂委員会. (富山県・石川県・長野県西部地域) 解説書. 1990
• 石川県総務部. 消防防災 web 緊急情報. 2007
• 〓野義夫. 石川県地質図 (縮尺10万分の1). 1993
• 川邉洋. 兵庫県南部地震による六甲山地の崩壊分布. 砂防学会誌. 1997, 49, 5, 12-19

タイトルに関連する用語 (2件)： 能登半島地震 ,  土砂災害