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J-GLOBAL ID:200902239037534735   整理番号:08A0697708

タイ国のPak Phanang湾における野生ノコギリガザミ(Scylla olivacea)の年齢査定のための自家蛍光色素リポフスシンを用いた予備試験

Preliminary assessment for age estimation of wild population of mud crab (Scylla olivacea) in Pak Phanang Bay, Thailand, using histologically quantified lipofuscin as age marker
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 185-195  発行年: 2007年11月28日 
JST資料番号: Y0372A  ISSN: 0503-1540  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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東南アジア地域一帯で最も重要なマングローブ漁業資源の一つである野生ノコギリガザミScylla olivaceaの年齢構造について自家蛍光色素リポフスシンを用いて研究した。標本はタイ国パクパナン湾のマングローブ沼地で採集した。甲幅の頻度分布では標本群集にこれといったモードは見られなかった。脳の嗅葉細胞塊(OLCM)におけるリポフスシン濃度を蛍光顕微鏡の画像解析で測定し,その濃度は甲幅と明らかに正の関係を示した。リポフスシン濃度(領域画分の%)の範囲は,0.09~0.28であり,3つのモードを形成した。観察されたリポフスシン濃度のヒストグラム(R2=0.99)では,リポフスシン濃度とモード番号とには強い相関がみられ,各年におけるリポフスシン蓄積率はおおよそ一定(領域画分の0.07%)であることを示しており,モードは明らかな年齢と考えられた。一つのリポフスシン濃度のモードに広いサイズにわたる群集が存在することを考えると,S.olivaceaはマングローブ生態系でせいぜい2+年級が生息すると推測できた。(翻訳著者抄録)
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魚類以外の水産動物 
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