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J-GLOBAL ID：200902239090424968   整理番号：08A0992132

19世紀の日本における冬季気候変動の再構築

Reconstruction of winter climate variations during the 19th century in Japan

著者 (2件)： HIRANO Junpei (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  MIKAMI Takehiko (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN)
資料名： International Journal of Climatology  (International Journal of Climatology)
巻： 28  号： 11  ページ： 1423-1434  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： E0905A  ISSN： 0899-8418  CODEN： IJCLEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標題研究から以下の結果を得た。冬季季節風天気型の出現頻度は18234/25年~40/41年で高く,この間,強い冬型気圧配置は20年代末期と40年代初期に頻発した。20年代末期~40年代初期は冬の季節風の最高期であった。冬の季節風最高期は冷夏と一致した。日本付近で寒気団が夏も冬も強化したと考えられる。初冬の冬の季節風転移型の出現頻度は諏訪湖凍結日の変動と対応した。天気型頻度から推定した西日本の1月の平均気温は気温測定データと一致した。20年代後期~30年代初期の低温期を多重回帰方程式を使って明らかにした。

シソーラス用語： *日本 ,  *冬 ,  *気候変動 ,  季節風 ,  気団 ,  平均気温 ,  多重回帰分析
準シソーラス用語： 19世紀 ,  寒気団 ,  気圧配置 ,  出現頻度

分類 (1件)： 気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 19世紀 ,  日本 ,  冬季 ,  気候変動 ,  再構築