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J-GLOBAL ID:200902239223973960   整理番号:09A0944579

SELENE(かぐや)のS帯同一ビームVLBI観測および大気遅延と電離層遅延の補正

S-band Same-Beam VLBI Observations in SELENE(Kaguya)and Correction of Atmospheric and Ionospheric Delay
著者 (18件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 243-254  発行年: 2009年07月25日 
JST資料番号: G0199A  ISSN: 0038-0830  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2007年9月14日に打ち上げられた日本の月探査機SELENEは主衛星(かぐや)2つの子衛星RstarとVstarによって構成される。RstarとVstarのS帯同一ビームVLBI観測において,大気,電離層および観測装置に起因する位相揺らぎを1度~2度に抑え,RstarとVstar間のS帯位相遅延を1ピコ秒の高精度で推定することが出来た。GPS技術を用いて長周期の大気遅延と電離層遅延を推定し,これらの結果を観測される位相遅延に補正した。2008年3月から離角が0.56度以下の場合RstarとVstarの真ん中を追尾する観測法を利用し,1つの衛星をビームの真ん中に入れて観測するよりS帯同一ビーム観測のチャンスが大きく増え,軌道決定精度の改善と月全球重力場決定に必要な量のデータの提供を可能にした。VLBIのS帯の位相遅延とDopplerとrangeデータを併用することで,RstarとVstarの軌道決定精度が約10mまでに向上した。これらの軌道推定結果からこれまでにない精密な月重力場モデルが推定される。(著者抄録)
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分類 (3件):
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電離層・熱圏  ,  宇宙飛行体  ,  測地学 

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