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J-GLOBAL ID:200902239257086903   整理番号:08A0255349

オホーツク海における漂流物の粒子追跡モデル実験

Particle Tracking Experiments for Drifting Materials on a Model of the Sea of Okhotsk
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 115-124  発行年: 2008年02月29日 
JST資料番号: L3747A  ISSN: 1342-2758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オホーツク海の陸棚上の流速場をよく再現している3次元海洋循環モデルを用いて,粒子追跡実験を行った。モデルは日々の風応力と月平均の海面熱フラックスで駆動されている。アムール川からの汚染物質等の漂流・拡散を想定して,アムール河口に起源を持つ海水の0m層と15m層における粒子追跡実験を行った。15m層では,粒子を投下する月・年に拘らず,10月一気に東樺太海流が強まるのに伴って粒子はサハリン東海岸沖を南下し始め,12~1月に北海道沖に到達する。表層0mでは,海流だけでなく風によるドリフトの効果が加わり,粒子の挙動は年によって異なる。沖向きの風が強い年ほど,粒子は東樺太海流の主流からはずれてしまい,北海道沖までは到達しない傾向が強くなる。2006年2~3月に知床に漂着した油まみれの海鳥の死骸の起源を探るため,後方粒子追跡実験を行った。その結果,海鳥は北方から,おそらくはサハリン東岸のどこかから東樺太海流に乗って知床に漂着したであろうことが示唆された。(著者抄録)
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沿岸海洋物理学 
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