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J-GLOBAL ID:200902239650938989   整理番号:09A0736900

富士山におけるエアロゾル観測とその課題

Aerosol Research Using Mt. Fuji and Its Challenges
著者 (1件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 90-96 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: L0641A  ISSN: 0912-2834  CODEN: EAKEEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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気象庁の旧富士山測候所におけるNPO組織によるエアロゾル観測の意義と実情を報告した。北半球中緯度に位置し,エアロゾルの種類,濃度や組成が季節的,空間的に変動する特徴的な地域に存在する旧富士山測候所はエアロゾル観測地点として,高地特有の気流の物質移動の解明のために有益であるが,長期的データ取得が不可欠である。他国の高地観測所と比較して,周囲の環境,地の利に優れ,大気の垂直的物理構造,自由対流圏を含めた大気化学の観測を効果的に行える可能性がある。エアロゾル観測に先立って筆者らが行った微量気体(オゾン,二酸化硫黄,一酸化炭素,222Rn等)の日周変動,季節変動を報告し,夏季の長距離輸送現象が観測されなくなる旧富士山測候所における特徴を明らかにした。一方エアロゾル観測の日周変動,季節変動から,微量気体の観測結果と傾向が異なり,黄砂と海塩の影響の差,日中,夜間の谷風の影響の差が想定された。その解析の取り組みを始めたが,旧富士山測候所を利用した今後の研究の充実,新たな研究者の参加が期待されていることを指摘した。
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分類 (1件):
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大気質調査測定一般 
引用文献 (30件):
  • 1) Tsutsumi, Y.: Fuji-san deno Taiki Kagaku Kansoku, Kishou, 46, 12-17 (2002) (in Japanese)
  • 2) Dokiya, Y.: Atmospheric Chemistry Utilizing High Mountains: Observation at the Summit of Mt. Fuji, Tenki, 54, 11-14 (2007) (in Japanese)
  • 3) Miura, K.: Fuji-Sancho ni okeru Taiki Denki, Taiki Kagaku no Kansoku, Taikidenki Gakkaishi, 2, 6-10 (2008) (in Japanese)
  • 4) Dokiya, Y., Osada, K., Iwasaka, Y. and Naoe, H. Eds.:“Yama no Taiki Kankyo Kagaku”, Yoken-do (2001) (in Japanese)
  • 5) Dokiya, Y.: Seminar, Edogawa University Ed.:“Kawaru Fuji-san Sokkosho”, Shunpu-sha (2004) (in Japanese)
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