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J-GLOBAL ID:200902240067513056   整理番号:09A0733425

316Lステンレス鋼の各種温度下で溶接金属のニッケル鉄混合物が水素透過率に及ぼす影響

Effect of a Nickel-Iron Mixture of Weld Metal on Hydrogen Permeability at Various Temperatures in 316L Stainless Steel
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 865-875 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: U0026A  ISSN: 1880-9871  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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被溶接鋼の溶接熱影響部の水素ぜい性亀裂防止は重要である。高温におけるバルクニッケルの水素透過率はステンレス鋼のそれよりも大きい。ただし,その逆は低温で真である。12-15%ニッケルを含有する低炭素316Lステンレス鋼を溶接用母材に選んだ。著者らは,温度を変えて水素透過を測定することで溶接熱影響部近傍のニッケルの影響を研究した。著者らは,ニッケルフィラーを使い,板試験片上のビードへの水素透過試験を行った。ステンレス鋼試験片への定常水素ガスフラックスをオリフィスおよび4重極質量分析計(QMS)を用いて測定した。低圧室内のオリフィスを流れるガス流量を一定に保つことで当該試験片に適用した水素の分圧差を一定に維持することができた。直径3mmのオリフィスは,620Kの試験片からの定常水素ガスフラックスを維持する一方,1.2mm直径オリフィスは520Kで定常圧を維持した。各種温度での定常水素ガスフラックス測定値に基づき水素透過率kを計算した。これらの結果を対数K対1/T(温度逆数)としてプロットしたものは,線形的補間できない。570Kと520Kの試験片の透過率値は,標準とされている316Lステンレスステンレス鋼の620Kの値と520Kの値との補間値以下であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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溶接性,溶接性試験 
引用文献 (15件):
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