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J-GLOBAL ID：200902240727029640   整理番号：08A1242859

相分離したBaO-TiO₂-SiO₂ガラスから調製したフレスノイト蛍光体の光ルミネセンス特性

Photoluminescent properties of fresnoite phosphors prepared from phase-separated BaO-TiO₂-SiO₂ glasses

著者 (3件)： HIJIYA Hiroyuki (Dep. of Materials Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Sci.) ,  KISHI Tetsuo (Dep. of Materials Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Sci.) ,  YASUMORI Atsuo (Dep. of Materials Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Sci.)
資料名： Journal of the Ceramic Society of Japan  (Journal of the Ceramic Society of Japan)
巻： 116  号： 1360  ページ： 1255-1259 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： F0382A  ISSN： 1882-0743  CODEN： JCSJEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 通常の溶融-急冷とその後の熱の処理によって,BaO-TiO₂-SiO₂系の不混和領域の内部と外部の両方のガラスからフレスノイト(Ba₂TiSi₂O₈)を含むガラスセラミック蛍光体を調製した。この蛍光体は紫外線励振下で青白い光ルミネセンス(PL)を示し,PL特性に対するセラミックの沈殿結晶相や微細構造の影響を調べた。不混和領域内の組成を持つ試料中に,相分離した組織が観察された。熱処理した試料中に沈殿した支配的な結晶相はフレスノイトであった。試料のPL強度は,沈殿したフレスノイトの量に関係するだけでなく,相分離から生じる試料のミクロ構造にも関係していた。フレスノイトの光励振のための適切な微細ガラスセラミック構造の生成のために,不混和性領域からの22BaO11TiO₂67SiO₂試料から最も高いPL強度が得られた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *蛍光体 ,  *ガラスセラミック ,  バリウム化合物 ,  チタン化合物 ,  ケイ素化合物 ,  酸化物 ,  相分離 ,  鉱物合成 ,  反応生成物 ,  光ルミネセンス ,  微細構造

分類 (2件)： ガラスの製造  (YC02020O) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

引用文献 (19件)：

• 1) S. Ochi, T. Matsuoka, S. Tanaka and H. Kobayashi, J. Electrochem. Soc., 145, 3903-3907 (1998).
• 2) K.-S. Sohn, S. S. Kim and H. D. Park, Appl. Phys. Lett., 81, 1759-1761 (2002).
• 3) G. Blasse, J. Inorg. Nucl. Chem., 30, 2283-2284 (1968).
• 4) Von N. Koppen and A. Dietzel, Glastech. Ber., 49, 199-206 (1976).
• 5) N. Funabashi, K. Nishio and A. Yasumori, Annual Meeting of The Ceramic Society of Japan, 2K06, p.285 (2004).

タイトルに関連する用語 (9件)： 相分離 ,  BaO ,  TiO2 ,  SiO2 ,  ガラス ,  調製 ,  フレスノイト ,  蛍光体 ,  光ルミネセンス