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J-GLOBAL ID：200902240733372462   整理番号：08A0976368

PI3K阻害剤のイソ型cn選択性の吟味: 触媒ポケットにおける非保存残基の役割

Dissecting isoform selectivity of PI3K inhibitors: the role of non-conserved residues in the catalytic pocket

著者 (10件)： FRAZZETTO Mark (Monash Univ., VIC, AUS) ,  SUPHIOGLU Cenk (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  ZHU Jiuxiang (Johns Hopkins Univ., MD, USA) ,  SCHMIDT-KITTLER Oleg (Johns Hopkins Univ., MD, USA) ,  JENNINGS Ian G. (Monash Univ., VIC, AUS) ,  CRANMER Susan L. (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  JACKSON Shaun P. (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  KINZLER Kenneth W. (Johns Hopkins Univ., MD, USA) ,  VOGELSTEIN Bert (Deakin Univ., VIC, AUS) ,  THOMPSON Philip E. (Monash Univ., VIC, AUS)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 414  号： 3  ページ： 383-390  発行年： 2008年09月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)のイソ型p110α,p110βの変異酵素p110α(Q859D,H855E),p110β(D862Q,E858H)を作成し,8種の阻害剤の影響を調べた。p110α変異体のうちで8種の阻害剤により強い阻害を受けたものは無く,TGX102のp110イソ型に対する阻害活性は野生型の1/3になった。化合物I,II,IIIでは1/2~1/4の活性であった。TGX221のp110β-E858Hに対する阻害活性は3倍であり,TGX286は140倍の選択性を示した。p110β-D862Qに対する活性は1/2となった。化合物IIIはp110β変異に対し阻害活性が10倍以上強くなった。ヒスチジンとグルタミン残基はp110αに対する活性を高め,p110βのアスパラギン酸とグルタミン残基は阻害剤の結合を高くすることはなかった。

シソーラス用語： *ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  *酵素阻害剤 ,  アミノ酸残基 ,  活性部位 ,  形態 ,  *点突然変異 ,  部位特異的変異誘発 ,  選択毒性 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： イソ型

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (11件)： グルタミン ,  ヒスチジン ,  アスパラギン酸 ,  LY-294002 ,  U-86983 ,  TGX-221 ,  TGX-286 ,  TGX-102 ,  2-(4-モルホリニル)-8-[4-(メチルチオ)ベンジルオキシ]-4H-1-ベンゾピラン-4-オン ,  2-(4-モルホリニル)-8-[4-(メチルスルホニル)ベンジルオキシ]-4H-1-ベンゾピラン-4-オン ,  2-(4-モルホリニル)-8-[[4-(4-モルホリニルスルホニル)ベンジル]オキシ]-4H-1-ベンゾピラン-4-オン

タイトルに関連する用語 (7件)： PI3K阻害剤 ,  イソ型 ,  Cn ,  触媒 ,  保存 ,  残基 ,  役割