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J-GLOBAL ID:200902241673247988   整理番号:08A0160780

ナツメヤシ種子からのフェノール類および食物繊維抽出の最適化

Optimization of phenolics and dietary fibre extraction from date seeds
著者 (2件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 977-985  発行年: 2008年06月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナツメヤシ種子からのフェノール類および食物繊維の抽出条件を最適化した。フェノール類抽出効率に対する溶媒試料比,温度,抽出時間,抽出回数および溶媒の種類の影響を調べた。2段階抽出で,各抽出段階で溶媒試料比を60:1に設定し,45°Cで1時間抽出するのが最適であった。アセトン(50%),およびブタノンが抽出および精製のための最も効率的な溶媒であり,種子濃縮物の収率およびフェノール類濃度をそれぞれ18.10および36.26g/100gに増加する事ができた。種子の全食物繊維(57.87g/100g)は水およびアセトン抽出後には,それぞれ83.50および82.17g/100gに増加した。種子には9種のフェノール酸(遊離および分離)が検出され,中でもp-ヒドロキシ安息香酸(9.89mg/100g),プロトカテク酸(8.84mg/100g)およびm-クマル酸(8.42mg/100g)の濃度が高かった。抽出および精製の後では,全フェノール酸濃度は48.64から193.83mg/100gに有意に増加した。濃縮物に見られる主なフェノール酸はプロトカテク酸,カフェー酸およびフェルラ酸であった。この研究に基づき,ナツメヤシ種子濃縮物が天然食物繊維および酸化防止剤の安価な原料であり,機能性食品材料として使用できる,と考察した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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