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J-GLOBAL ID:200902242099804756   整理番号:09A0850462

選定した橋床断面のフラッタ導関数の比較および感度検討,第2部:長スパン橋の空力安定性の意義

Comparative and sensitivity study of flutter derivatives of selected bridge deck sections, Part 2: Implications on the aerodynamic stability of long-span bridges
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 2194-2202  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: C0709B  ISSN: 0141-0296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本稿は断面モデルの風洞試験結果から抽出した橋床の空力弾性係数(フラッタ導関数)に対する包括的な研究の続編である。当初の動機は橋梁フラッタ導関数に関する日米共同の基礎的研究から生まれ,二つの研究機関(アメリカのアイオワ州立大学と日本の土木研究所)の実験室から抽出した実験データおよび取得可能な過去の研究結果に対する組織的な比較の促進を図るものである。流線型と箱型橋床モデルの両者を含む比較は筆者らによる本論の第1部[Sarkar P,Caracoglia L,Haan Fl,Sato H,Murakoshi J.Comparative andsensitivity study of flutter derivatives of selected bridge deck sections.Part 1:Eng.Struct2009;31(1):159-69]に要約されている。フラッタ導関数の差異は主として以下の条件に起因する。:即ち,風洞試験法の明かな差(自由振動法と強制振動法),実験施設環境に伴う差異および(鈍体断面の場合)実験における振幅依存性効果である。本論では,筆者らが前掲論文[Eng.Struct2009;31(1):159-69]で論じたフラッタ導関数データ群の中に感知した相違点が空力弾性による不安定性に対して持つ意味を検討するための感度解析を行った。また長スパン橋の形状組合せにおけるフラッタ不安定性の境界を評価するために数値解析を行った。この検討では横断面の形状とその特性に従って単一モード,複合モードの両者における不安定性を考慮した。その結果,抽出法や実験施設の差に内在する変動性によって生じるフラッタ導関数の不確定性は無視できるような小さい値から最大50%に亘ったが,筆者らが前掲論文[Eng.Struct2009;31(1):159-69]で観察したように,比率的な意味では予測限界風速の変動性に影響を与えることは無い。しかし,観察および計算に基づく限界風速の差は5%前後から30%以上と分散し,橋梁の形式,シミュレーションの仮定条件や単独モード又はモード結合の強い影響下にある不安定性に支配される。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吊橋,斜張橋,その他  ,  平板  ,  構造動力学 

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