抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では技術-経済および環境の視点から,エジプトにおいて10MW PV(太陽電池)系統連系発電設備の建設が実現可能な地点を検討した。本研究のため利用可能なPVモジュールを評価し,一つのモジュールを選択した。検討対象にしたエジプト内29地点のそれぞれについて,長期気象パラメータをNASA再生エネルギー資源ウェブサイト(地表気象および太陽エネルギー)から収集してこれらを解析し,エジプト全体にわたる日射,日照時間,気温および湿度の特性を研究し,またエジプトにおける気象パラメータとPVモジュールの安全運転条件(SOC)の両立性を求めた。プロジェクトの実現可能性解析はRETScreenバージョン4.0ソフトウェアを使い,電力エネルギー生産解析,財務解析およびGHG排出量解析によって行った。本研究によって,提示した10MW PV系統連系発電設備をWahat Kharga地点に設置した場合,収益性,エネルギー生産およびGHG排出量削減が最大になることを示した。収益性およびエネルギー生産の値が最低になるのはSafaga地点であった。従って,大規模PV発電設備の建設はまずWahat Kharga地点から始めることを推奨した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.