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J-GLOBAL ID：200902242307247505   整理番号：09A0711355

腸炎菌によるたまご汚染の機構

Mechanisms of egg contamination by Salmonella Enteritidis

著者 (7件)： GANTOIS Inne (Ghent Univ. Merelbeke, BEL) ,  DUCATELLE Richard (Ghent Univ. Merelbeke, BEL) ,  PASMANS Frank (Ghent Univ. Merelbeke, BEL) ,  HAESEBROUCK Freddy (Ghent Univ. Merelbeke, BEL) ,  GAST Richard (Agricultural Res. Serv., United States Dep. Agriculture, GA, USA) ,  HUMPHREY Tom J. (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  VAN IMMERSEEL Filip (Ghent Univ. Merelbeke, BEL)
資料名： FEMS Microbiology Reviews  (FEMS Microbiology Reviews)
巻： 33  号： 4  ページ： 718-738  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： W0860A  ISSN： 0168-6445  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近20年間の食品媒介サルモネラ症流行の主原因である腸炎菌によるたまご汚染について,腸炎菌株が他サルモネラ属血清型よりたまごに成功裏に汚染することを可能にする腸炎菌と他血清型との間の差異に焦点を当てて,雌鳥生殖器及び卵での宿主-病原体相互作用を細胞及び分子レベルで述べた。流行中,汚染鶏卵は感染の最も重要なベシクルであり,卵は外側貝殻表面上及び内部で汚染され,汚染開始は貝殻を介した貫通の結果又は生殖器感染を起源とする産卵前の卵内容物によって直接に起こる。卵内部に一端入ると,細菌は卵黄に移動する前に卵白及び卵黄膜中の抗生物質因子に立ち向かう必要がある。腸炎菌は未定義鶏卵との疫学的会合を可能にする固有の特性を持ち,鶏卵管での卵形成中及び卵内部で抗生物質分子の助けを攻撃して生存し,これには細胞壁保護の改良及び細胞及び分子損傷修復をコードする遺伝子のユニークな組合せを必要とする。

シソーラス用語： *腸炎菌 ,  *サルモネラ症 ,  病原体 ,  生殖器 ,  ニワトリ ,  サルモネラ属 ,  血清型 ,  *鶏卵 ,  ベシクル ,  貝殻 ,  産卵 ,  貫通 ,  卵白 ,  卵構成体 ,  卵黄 ,  卵管 ,  細胞壁 ,  生物相互作用 ,  *微生物汚染 ,  たまご
準シソーラス用語： *Salmonella属細菌汚染 ,  卵黄膜

分類 (3件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 腸炎菌 ,  たまご ,  汚染