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J-GLOBAL ID：200902242382654540   整理番号：08A1083164

哺乳類細胞内包サブシーブサイズカプセルのための材料としてのフェノール基含有カルボキシメチルセルロースの実現可能性

Feasibility of carboxymethylcellulose with phenol moieties as a material for mammalian cell-enclosing subsieve-size capsules

著者 (5件)： SAKAI Shinji (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  ITO Sho (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  OGUSHI Yuko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  HASHIMOTO Ichiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KAWAKAMI Koei (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 15  号： 5  ページ： 723-729  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルボキシメチルセルロース(CMC)ナトリウム塩とチラミン塩酸塩を反応させてフェノール基含有CMC(CMC-Ph)を調製した。これの水溶液と過酸化水素とレシチンを含む流動パラフィンを平行に流し,CMC相に進入した過酸化水素によってCMC-Phを架橋させた。両液相の速度比を変えることによって直径を60~220μに調節したサブシーブサイズマイクロカプセルを得た。CMC相にネコ腎臓細胞を溶解することによって細胞内包カプセルを調製した。細胞内包カプセルをセルラーゼで分解することによって生存率を調べた結果,87.0±4.5%を示した。さらに既報(Biomacromolecules;Vol.8,2622-2626,2007)の方法で生理活性を調べた結果,13日以上活性を持続した。

シソーラス用語： *カルボキシメチルセルロース ,  フェノール類 ,  官能化 ,  過酸化水素 ,  レシチン ,  架橋【高分子】 ,  ゲル化 ,  *マイクロカプセル ,  流動パラフィン ,  平行流 ,  粒径 ,  制御 ,  腎臓 ,  *細胞 ,  *カプセル封じ ,  セルラーゼ ,  酵素的分解 ,  生存率 ,  生物活性 ,  性質 ,  実現可能性 ,  粒径制御 ,  泌尿器
準シソーラス用語： 持続性 ,  生理活性

分類 (2件)： 固形製剤  (GY02030V) ,  その他の高分子材料  (YH07150C)

物質索引 (1件)： チラミン塩酸塩

タイトルに関連する用語 (5件)： 哺乳類細胞 ,  内包 ,  フェノール基 ,  カルボキシメチルセルロース ,  実現可能性