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J-GLOBAL ID：200902242540098447   整理番号：09A0497678

大気条件下800°Cでもシリカゲルマトリックス中で不燃性特性を持つフルオロアルキル末端-キャップ化オリゴマ

Fluoroalkyl End-Capped Oligomer Possessing a Nonflammable Characteristic in Silica Gel Matrices Even at 800°C Under Atmospheric Conditions

著者 (7件)： SAWADA Hideo (Hirosaki Univ., Hirosaki, JPN) ,  KAKEHI Hiroshi (Hirosaki Univ., Hirosaki, JPN) ,  KAKEHI Hiroshi (INAX Corp., Aichi, JPN) ,  TASHIMA Tsukasa (Hirosaki Univ., Hirosaki, JPN) ,  NISHIYAMA Yusuke (JEOL Ltd., Tokyo, JPN) ,  MIURA Masashi (INAX Corp., Aichi, JPN) ,  ISU Norifumi (INAX Corp., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 112  号： 6  ページ： 3482-3487  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フルオロアルキル[CF(CF₃)OC₃F₇]末端-キャップ化N-(1,1-ジメチル-3-オキソブチル)アクリルアミドオリゴマを,対応する単量体とフルオロアルカノイルペルオキシドとの重合により調製した。このオリゴマとテトラエトキシシランおよびシリカナノ粒子からフッ素化オリゴマ/シリカゲルナノ複合材料を調製した。生成したナノ複合材料は800°Cで焼成前と焼成後でも類似の固体状態¹H-NMRスペクトルを示すことから,ナノ複合材料中のフルオロアルキル末端-キャップ化オリゴマは大気条件下800°Cでも重量損失挙動を示さない不燃性特性を付与できることが判明した。さらにナノ複合材料で処理したガラス表面は800°Cで焼成前と焼成後でも優れた油性と疎水性を有することが分かった。特にナノ複合材料でカプセル化したセチルピリジニウムクロリドは重量損失を示さなかった。

シソーラス用語： *ポリアクリルアミド ,  オリゴマ ,  末端基 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  ナノ粒子 ,  *シリカゲル ,  ナノ複合材料 ,  *不燃性 ,  難燃性高分子 ,  陽子磁気共鳴 ,  MASNMR ,  紫外可視吸収スペクトル ,  ペルオキシド ,  焼成 ,  ピリジニウム ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  FTIRスペクトル ,  *フルオロアルキル基

分類 (2件)： 抵抗性  (YH02050K) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (3件)： N-(1,1-ジメチル-3-オキソブチル)アクリルアミド ,  セチルピリジニウムクロリド ,  テトラエトキシシラン

タイトルに関連する用語 (7件)： 大気条件 ,  シリカゲル ,  マトリックス ,  不燃性 ,  フルオロアルキル ,  キャップ ,  オリゴマ