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J-GLOBAL ID:200902242575824728   整理番号:08A1075778

メナキノンはユビキノンと同様に,大腸菌の膜結合型グルコースデヒドロゲナーゼにおいて,その触媒活性と分子内電子移動に重要な結合キノンである

Menaquinone as Well as Ubiquinone as a Bound Quinone Crucial for Catalytic Activity and Intramolecular Electron Transfer in Escherichia coli Membrane-bound Glucose Dehydrogenase
著者 (6件):
資料名:
巻: 283  号: 42  ページ: 28169-28175  発行年: 2008年10月17日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ユビキノン(UQ)合成能を欠く大腸菌ubiA変異株から膜結合型グルコースデヒドロゲナーゼ(mGDH)を精製し,その結合キノンを分析した。その結果,大腸菌のmGDHは,結合キノンとしてUQの代わりにメナキノン(MQ)を利用できることを見いだした。MQを含むmGDHは,UQを含むmGDHと同等のフェナジンメトサルフェートレダクターゼ活性,ならびにUQ2レダクターゼ活性を示した。一方,キノンを含有しないmGDHでは,これらの酵素活性は著しく低かった。UQ含有mGDHとMQ含有mGDHにおける電子移動を,パルス放射線分解法により調べた。mGDHにおいて,結合MQからピロロキノリンキノン(PQQ)への電子移動を観察でき,その一次速度定数を5.7×103s-1と算出した。EPRスペクトル解析からは,結合MQは結合UQの場合と同様,還元PQQの電子受容体として機能し,PQQからMQへの分子内電子移動が起こることを示した。MQはmGDHにおいて,UQの場合と同じポケットに組み込まれ,UQと同等の機能を果たすと結論した。
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