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J-GLOBAL ID：200902243283697594   整理番号：09A1282951

電気めっきプロセスを用いたPt-Ir拡散コーティング材の耐酸化特性

Oxidation Resistance of Electroplated Pt-Ir Alloy Coatings on Ni-Based Single Crystal Superalloys Followed by Diffusion Annealing Treatment

著者 (8件)： 安井義人 (芝浦工業大学工学部材料工学科) ,  安井義人 (独立行政法人物質・材料研究機構) ,  村上秀之 (独立行政法人物質・材料研究機構) ,  吉田美紀代 (独立行政法人物質・材料研究機構) ,  佐藤彰洋 (株式会社IHI) ,  立野晃 (株式会社IHI) ,  黒田聖治 (独立行政法人物質・材料研究機構) ,  今井八郎 (芝浦工業大学工学部材料工学科)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 73  号： 12  ページ： 913-918 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ジェットエンジンにはさらなる燃料消費率の向上が求められ,タービン入口温度(TIT)の上昇に対応できる熱遮蔽コーティング(TBC)システムの開発が急務である。ボンドコートとして,Pt-AlコーティングへのIr添加による耐酸化特性の向上を確認したが,本研究では,電気めっきプロセスを用いてPt-Ir合金を被覆し,高温時効処理を施したPt-Ir拡散コーティングの耐酸化特性をPt拡散コーティングと比較検討した。Ir添加によるサイクル酸化試験における質量変化の低減,ボイド生成の抑制が確認され,耐酸化特性の向上が示唆された。サイクル酸化試験結果や表面状態が良好でも断面に深刻なボイド層の発生が確認されるケースがあった。そのため,断面の組織解析が重要となる。

シソーラス用語： ジェット機関 ,  被覆層 ,  *白金合金 ,  イリジウム添加合金 ,  *電気めっき ,  *耐酸化性 ,  時効処理 ,  繰返し試験 ,  反応速度 ,  表面構造 ,  空孔欠陥 ,  基板 ,  ニッケル合金 ,  超合金 ,  単結晶 ,  層厚 ,  密着性 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  反応生成物 ,  相組成 ,  濃度分布 ,  拡散浸透めっき ,  *遮熱コーティング
準シソーラス用語： ジェットエンジン ,  *TBC ,  ボンドコート ,  酸化速度 ,  表面形態 ,  ボイド【結晶】 ,  拡散被覆

分類 (1件)： 電気めっき  (WC08023B)

引用文献 (19件)：

• 1) A. Sato, Y. Matunaga, H. Yoshizawa, K. Takahashi and N. Mori: Ishikawajima-Harima Gihou 47(2007) 1-6.
• 2) V. Deodeshmukh, N. Mu, B. Li and B. Gleeson: Surf. Coat. Technol. 201(2006) 3836-3840.
• 3) M. H. Li, X. F. Sun, S. K. Gong, Z. Y. Zhang, H. R. Guan and Z. Q. Hu: Surf. Coat. Technol. 176(2004) 209-214.
• 4) G. W. Goward: Surf. Coat. Technol. 108-109(1998) 73-79.
• 5) P. Y. Hou and V. K. Tolpygo: Surf. Coat. Technol. 202(2007) 623-627.

タイトルに関連する用語 (7件)： 電気めっき ,  プロセス ,  Pt ,  Ir ,  拡散 ,  コーティング材 ,  耐酸化特性