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J-GLOBAL ID：200902243688814016   整理番号：09A0213659

フリンジ法による液膜厚みの測定

Measurement of Liquid Film Thickness by a Fringe Method

著者 (6件)： KARIYASAKI Akira (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  YAMASAKI Yoshikazu (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  KAGAWA Masazumi (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  NAGASHIMA Tohru (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN) ,  OUSAKA Akiharu (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN) ,  MOROOKA Shigeharu (Fukuoka Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Heat Transfer Engineering  (Heat Transfer Engineering)
巻： 30  号： 1/2  ページ： 28-36  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： C0903A  ISSN： 0145-7632  CODEN： HTEND2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 顕微鏡外部照明システムとスペックルノイズ除去フィルタを通ったレーザビームを用いマイクロチャネル内の瞬間的液膜厚みを観察測定する組立容易な干渉縞法を開発した。光源には5mWまたは300mWのレーザを用いた。レーザビーム波長と液の屈折率からフリンジの隣合う最高または最低の間の液層の増加高さ差を評価した。平行近似の下で光線追跡を用いて局所傾斜角の推定誤差を検討した。このフリンジ法により得られた干渉縞写真から評価された液滴輪郭は,レーザ焦点変位計による輪郭と良く一致した。このフリンジ法によりマイクロチャネル内を移動する気泡上の液膜の瞬間的三次元輪郭を測定できた。フリンジ法は,液膜上の波動発生,液膜の破壊,気泡移動初期の液膜成長などの流れ現象における液膜の顕著な三次元特性に関し,より詳細な情報を得る十分な可能性を有することが明らかになった。また,この方法は液滴の接触角測定に,従来接触角決定が困難であった状況(微小サイズ・微小接触角・急速蒸発・移動など)においても,十分な精度で利用できる。

シソーラス用語： *液膜 ,  *厚み ,  *液滴 ,  *輪郭 ,  *接触角 ,  *傾斜角 ,  *計測 ,  *レーザ応用 ,  *投影法【図法】 ,  *干渉縞 ,  光源 ,  観察 ,  光学顕微鏡 ,  照明器具 ,  スペックル ,  雑音 ,  雑音除去 ,  フィルタ ,  *レーザビーム ,  波長 ,  *屈折率 ,  流体層 ,  高さ ,  近似法 ,  光線追跡 ,  誤差 ,  写真 ,  計測器 ,  気泡 ,  三次元 ,  波動 ,  発生 ,  破壊 ,  成長 ,  蒸発 ,  精度 ,  *マイクロチャネル ,  *フリンジ投影法 ,  レーザ変位計 ,  推定誤差 ,  液体層
準シソーラス用語： ノイズ ,  レーザスペックル ,  液層 ,  瞬間 ,  照明装置 ,  *測定

分類 (4件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  光の散乱,回折,干渉  (BD03030M) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

タイトルに関連する用語 (2件)： 液膜 ,  厚み