文献
J-GLOBAL ID:200902243729278868   整理番号:08A0336991

野生のクワ(Morus nigra L.)から抽出したシアニジン-3-グルコシドとシアニジン-3-ルチノシドの吸収と代謝

Absorption and metabolism of cyanidin-3-glucoside and cyanidin-3-rutinoside extracted from wild mulberry (Morus nigra L.) in rats
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 198-207  発行年: 2008年03月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
腸での食品からのアントシアニン類(タイプだけでなく)の取込機構は明らかではない。シアニジン-3-グルコシド(79%)とシアニジン-3-ルチノシド(cy-3-rut)(19%)を含む野生クワのアントシアニン豊富なエキスをWistarラットに経口投与し,血漿,腎臓,及び胃腸管(GI)での濃度を測定した。2つのグルコシル化型は経口投与後15分で血漿,腎臓ともに最大濃度を示した。シアニジン-3-グルコシドとcy-3-rutは血漿中でグルクロニド,シアニジン硫酸塩,未結合型として見られた。濃度曲線下面積vs時間(AUC<sub>0-8h</sub>)は血漿中と腎臓中でそれぞれ2.76±0.88μg時/ml,9.74±0.75μg時/gであった。低い吸収にも関わらず血漿中アントシアニン濃度の増加により抗酸化能が有意に増加した(p<.05)。GI系(胃,,小腸,大腸)内でシアニジングリコシドは未結合であったが,少量のアグリコン型が存在した。投与後8時間ではアントシアニングルコシドはGI系では検出されなかった。in vitro発酵の結果,2つのシアニジングルコシドはラットの結腸ミクロフローラにより全て代謝されたことが分かり,このことからその消失が説明できる。さらに2つの分解生成物,シアニジンとプロトカテク酸は血漿中で検出されなかったので血漿抗酸化能にはおそらく関与していない。反転腸管モデルで見られたようにアントシアニン類はナトリウム依存性グルコース輸送体により赤血球を通って輸送された。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  動物の代謝と栄養一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る