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J-GLOBAL ID:200902243867765699   整理番号:09A0724190

オスの致死救済はタマゴコバチ属Trichogramma個体群における単為生殖を誘導するリッケチア科Wolbachia感染の低頻度を維持する

Male rescue maintains low frequency parthenogenesis-inducing Wolbachia infection in Trichogramma populations
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 245-252  発行年: 2009年04月 
JST資料番号: Y0467A  ISSN: 1438-3896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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単為生殖誘導(PI)Wolbachiaバクテリアは,感染メス(W+)二倍体捕食寄生ハチの,オスによる受精なしの娘産出を引き起こす,繁殖寄生者である。理論的にはPIWolbachia感染は,タマゴコバチ属個体群内で,もはやオスがメスの子孫産出に必要なくなる定着まで広がるはずである。しかし,自然に起きたタマゴコバチ属個体群の感染は,4から26%の範囲の頻度に維持されている。ここで著者らは,タマゴコバチ属個体群におけるPIWolbachia感染が,オスの交尾制御によって比較的低頻度に維持できるかどうかを試すための離散方程式モデルについて記述した。モデルの結果は,W+メスの交尾確率は,タマゴコバチ属個体群におけるWolbachia感染頻度を低レベルに安定化させうるということを示唆していた。タマゴコバチ属個体群におけるPIWolbachia感染の低レベル維持の主要メカニズムは,感染下では卵から成虫にへの生存率が非感染メスに比べて減少することである。モデルは,宿主個体群におけるPIWolbachia感染の比較的低い頻度が,感染卵の受精あるいはオスの致死救済によって維持されうること,Wolbachia誘導単為生殖中に起こる潜在的危険性のある配偶子複製をさけていること,をうまく説明する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 
引用文献 (21件):
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