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J-GLOBAL ID：200902243910476655   整理番号：09A0301532

操作ログを用いたオープンソースソフトウェアのインストールマニュアル自動生成法の提案

A Proposal of an Automatic Installation Manual Generation Method Using Operation Logs for Open Source Software

著者 (6件)： 村上幸一 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  村上幸一 (高松工高専) ,  舩曵信生 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  徳永秀和 (高松工高専) ,  重田和弘 (高松工高専) ,  中西透 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(CD-ROM)  (情報処理学会論文誌 論文誌ジャーナル(CD-ROM))
巻： 50  号： 3  ページ： 926-939  発行年： 2009年03月15日 
JST資料番号： Z0778B  ISSN： 1882-7837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Web2.0に代表される「柔らかなサービス」を提供するための基盤として,多くのオープンソースソフトウェア(以下OSS)が開発,利用されている。OSSでは,ソースコードをインターネットなどを通じて無償で公開しており,設計公開性,低い導入コスト,高いコード品質などの利点を有する。しかしOSSでは,開発者自身がボランティア的にマニュアル作成を行う必要があることから,その整備が進んでいない状況にある。特にブログなど,「柔らかなサービス」を提供するためのOSSでは,複数のOSS間を連携させながら利用することが多く,初心者にとってはインストール作業でさえ容易ではない。そこで本論文では,OSS利用初心者のためのマニュアル整備を目的として,WebベースのOSSインストールマニュアル自動生成法を提案する。提案法では,まず,熟練者によるOSSインストール作業時の操作ログを用いて,テキストマニュアルと映像マニュアルで構成される,個別OSSインストールマニュアルを生成する。次に,それらを組み合わせることで,複数OSS間連携を要するOSSでのインストールマニュアルを生成する。提案法をLinux上に実装し,個別OSSおよび複数OSS間連携を要する事例を用いた評価実験を通じて,その有用性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *ソフトウェア ,  計算機コード ,  *マニュアル ,  生産 ,  *Web【情報システム】 ,  映像 ,  Linux ,  実装設計 ,  実験 ,  *オープンソースソフトウェア ,  自動生成 ,  評価実験
準シソーラス用語： *Web2.0 ,  *インストールマニュアル

分類 (3件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  情報源  (AC03000B) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (23件)：

• 株式会社三菱総合研究所: アジアオープンソースソフトウエア人材育成基盤整備事業報告書「OSS技術者のスキルセット調査」(2005).
• 濱野賢一朗, 鈴木友峰: オープンソースソフトウェアの本当の使い方, 技評SE新書 (2007).
• 独立行政法人情報処理推進機構: 2006年度オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業OSS技術教育のためのモデルカリキュラムに関する調査「調査: 我が国の教育・研修機関が提供するOSS技術教育の現状とギャップ分析」(2007).
• Screencast. http://en.wikipedia.org/wiki/Screencast
• vnc2swf Screen Recorder. http://www.unixuser.org/~euske/vnc2swf/

タイトルに関連する用語 (6件)： ログ ,  オープンソースソフトウェア ,  インストール ,  マニュアル ,  自動生成 ,  提案