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J-GLOBAL ID:200902244042619696   整理番号:08A0155367

アドリアマイシンを保持するポリ(エチレングリコール)改質ポリ(アミドアミン)デンドリマの調製および細胞毒性活性

Preparation and cytotoxic activity of poly(ethylene glycol)-modified poly(amidoamine) dendrimers bearing adriamycin
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  号: 11  ページ: 1664-1675  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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すべてのデンドリマ鎖末端にポリ(エチレングリコール)(PEG)グラフトを持つポリ(アミドアミン)デンドリマを開発した。本研究のための抗癌剤の抱合のための部位を持つPEG改質デンドリマを得るため,デンドリマのすべての鎖の末端にグルタミン酸(Glu)残基を持つPAMAM G4デンドリマを調製した;PEG鎖をGlu残基のアミノ基に結合させた。そして,アミノ結合[PEG-Glu(ADR)-G4]またはヒドラゾン結合[PEG-Glu(NHN-ADR)-G4]を用いてGlu残基の側鎖に抗癌剤アドリアマイシンを組み合わせた。アミド結合を介してアドリアマイシンを保持するデンドリマについて,アドリアマイシンはpH7.4および5.5で若干のみ放出された。ヒドラゾン結合を介してアドリアマイシンを持つデンドリマについてpH7.4では無視可能なレベルの放出が発生したが,後期エンドソームに一致するpH5.5では顕著な規模のアドリアマイシン放出が誘導された。これらのアドリアマイシン保持デンドリマは,HeLa細胞に対して,遊離のアドリアマイシンよりもずっと低い毒性を示した。しかし,PEG-Glu(ADR)-G4と比較して,PEG-Glu(NHN-ADR)-G4は7倍高い細胞毒性を示し,高い細胞毒性についてのpH感受性ヒドラゾン結合の重要性を示唆した。さらに,PEG改質デンドリマはアドリアマイシン耐性のSBC-3/ADR100細胞およびそれらのアドリアマイシン感受性SBC-3細胞に対して等しい毒性を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材 
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