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J-GLOBAL ID：200902244325527828   整理番号：08A0682224

2次元Burridge-Knopoff地震モデルのシミュレーション研究

Simulation study of the two-dimensional Burridge-Knopoff model of earthquakes

著者 (2件)： MORI Takahiro (Dep. of Earth and Space Sci., Fac. of Sci., Osaka Univ., Toyonaka, JPN) ,  KAWAMURA Hikaru (Dep. of Earth and Space Sci., Fac. of Sci., Osaka Univ., Toyonaka, JPN)
資料名： Journal of Geophysical Research  (Journal of Geophysical Research)
巻： 113  号： B6  ページ： B06301  発行年： 2008年03月08日 
JST資料番号： C0294A  ISSN： 0148-0227  CODEN： JJGRDA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2次元ばね-ブロック(Burridge-Knopoff)地震モデルの時空相関について計算機シミュレーションにより研究した。モデルはパラメータに応じて”臨界未満”,”超臨界”または”準臨界”のいずれかの挙動を示すことがわかった。”臨界未満”および”超臨界”の間の遷移は連続的であるか不連続的である。”臨界未満”での地震および”超臨界”状態での大きな地震は一般的なスケール特性を示す。”超臨界”状態においては本震に先行して活発な地震活動が成長するなどの顕著な時空相関が生ずるが,一方このような時空相関は”臨界未満”状態ではかなり抑制されている。地震活動は一般的に本震の直前にその震源域の近傍で抑制されるが,震源域の周辺(茂木ドーナッツ)では地震活動は活発なままである。また本震の前後においてマグニチュード分布における見かけのB値が”超臨界”または”臨界未満”状態においてそれぞれ減少および増加することが観測される。このような明瞭な前兆現象は来るべき大地震予知への道を開く。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 計算機シミュレーション ,  *地震 ,  *発生 ,  解析モデル ,  時間 ,  空間 ,  相関 ,  スケール則 ,  *地震活動 ,  本震 ,  地震予知 ,  震源分布 ,  b値【地震】 ,  スティックスリップ ,  地震断層 ,  余震 ,  弾性 ,  摩擦 ,  指数 ,  法則 ,  震源域 ,  大森公式 ,  *地震発生 ,  グーテンベルク-リヒター則 ,  固有地震 ,  計算機利用 ,  利用 ,  分布 ,  機械的性質
準シソーラス用語： Gutenberg-Richterの式 ,  ばね-ブロックモデル ,  指数法則 ,  時空相関 ,  前兆現象 ,  特性地震 ,  茂木ドーナッツ

分類 (2件)： 地震学一般  (DC03020A) ,  地震活動  (DC03030L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 2次元 ,  地震モデル ,  シミュレーション ,  研究