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J-GLOBAL ID：200902244354814526   整理番号：09A0310289

FCXクラリティ用燃料電池パワートレイン

Fuel Cell Powertrain for FCX Clarity

著者 (5件)： 松永稔 (本田技研) ,  福嶋達也 (本田技研) ,  尾島邦明 (本田技研) ,  木村顕一郎 (本田技研) ,  小川隆行 (本田技研)
資料名： Honda R&D Technical Review  (Honda R&D Technical Review)
巻： 21  号： 1  ページ： 7-14  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： L0353A  ISSN： 0915-3918  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 燃料電池車(FCV)であるFCXクラリティは,ゼロエミッション車(ZEV)であり,2008年7月から,カリフォルニア州で,リース販売されている。搭載のFCパワートレーンを,各構成要素の小型化,軽量化,高効率化,高出力化,リチウムイオン電池によるエネルギー回生とアシスト性能の向上などによって達成し,次項の成果を得た。1)トンネル中央部に配置したFCシステム,低床化,多重メータなどで構成した未来的なコックピット,2)電動駆動システムの短縮,FCシステムと高圧水素システムの小型化,電池の後席下への配置などによる車室の拡大化,3)前モデル比で,発進加速時間34%と追越し加速時間75%の短縮及び航続距離30%の増加(280mile/EPA),-30°Cでの低温始動の達成。

シソーラス用語： *燃料電池自動車 ,  *セダン ,  *伝動装置 ,  *燃料電池 ,  リチウムイオン電池 ,  小型化 ,  軽量化 ,  エネルギー効率 ,  エネルギー回収 ,  水素吸蔵 ,  レイアウト ,  自動車性能 ,  加速性能 ,  航続距離 ,  実用化 ,  技術開発
準シソーラス用語： 低温始動

分類 (3件)： 動力伝達装置  (QG03020Z) ,  伝動装置  (QB01070Z) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (8件)：

• 川崎聡志, 小野徹, 小椋正己, 加美陽三: 世界初の燃料電池乗用車Honda FCXの開発, Honda R & D Technical Review, Vol.15, No.1, p. 1-6
• 小川隆行, 木村顕一郎, 内堀憲治, 藤本幸人, 清水潔: 燃料電池乗用車Honda FCX用パワートレインの開発, Honda R & D Technical Review, Vol.15, No.1, p. 7-12
• 川崎聡志, 内堀憲治, 村上義一, 清水潔, 藤本幸人: 次世代燃料電池スタックを搭載したNew Honda FCXの開発, Honda R & D Technical Review, Vol.18, No.1, p. 45-50
• 福嶋達也, 岩井明信, 山口憲隆, 篠木弘明: 燃料電池車FCXクラリティ用駆動モータ, Honda R & D Technical Review, Vol.21, No.1, p. 60-66
• 井ノ上雅次郎, 斉藤信広, 内堀憲治: Honda FCX搭載の次世代燃料電池スタック, Honda R & D Technical Review, Vol.17, No.2, p. 8-13

タイトルに関連する用語 (2件)： 燃料電池 ,  パワートレイン