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J-GLOBAL ID：200902254028425922   整理番号：09A0310297

燃料電池車FCXクラリティ用駆動モータ

Electric Drive Motor for Fuel Cell Vehicle FCX Clarity

著者 (4件)： 福嶋達也 (本田技研) ,  岩井明信 (本田技研) ,  山口憲隆 (本田技研) ,  篠木弘明 (本田技研)
資料名： Honda R&D Technical Review  (Honda R&D Technical Review)
巻： 21  号： 1  ページ： 60-66  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： L0353A  ISSN： 0915-3918  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 究極の環境対応車である燃料電池自動車「FCX」を開発し,2002年に,世界に先駆けて日本政府とロサンゼルス市に納車した。2008年7月には,水素と空気を上から下へ流す「V Flow FCスタック」ベース駆動モータ(MCF31)を搭載した高性能なFCXクラリティを発売した。2005年モデルのMCF31に比べ,小型化,高効率化,出力向上,高回転化などを実現した。次項の種々の技術改善から,高性能を達成した。1)モータや歯車装置などの一体化による駆動ユニットの小型化及び低全高設計,2)モータの高効率化と駆動ユニットの低摩擦化による走行エネルギー効率60%の達成,3)モータの低インダクタンス化による100kWの高出力化,4)回転子ヨークの高強度化による最高速度の向上。

シソーラス用語： *燃料電池自動車 ,  *セダン ,  *伝動装置 ,  *電動機 ,  最適設計 ,  小型化 ,  一体構造 ,  レイアウト ,  配置設計 ,  出力 ,  エネルギー効率 ,  トライボロジー ,  インダクタンス ,  効率化 ,  実用化 ,  技術開発

分類 (3件)： 動力伝達装置  (QG03020Z) ,  伝動装置  (QB01070Z) ,  電動機  (NB07030U)

引用文献 (7件)：

• 川崎聡志, 小椋正己, 小野徹, 加美陽三: 世界初の燃料電池乗用車Honda FCXの開発, Honda R & D Technical Review, Vol.15, No.1, p. 1-6
• 川崎聡志, 内堀憲治, 村上義一, 清水潔, 藤本幸人: 次世代燃料電池スタックを搭載したNew Honda FCXの開発, Honda R & D Technica1 Review, Vol.18, No.1, p. 45-50
• 斉藤信広, 菊池英明, 中尾靖宏: FCXクラリティ搭載の新燃料電池スタック, Honda R & D Technical Review, Vol.21, No.1, p. 15-22
• 瀧澤一晃, 伊藤智之, 佐藤博之: 小型高効率主駆動用モータの開発, HONDA R & D Technical Review, Vol.12, No.2, p. 105-112
• 森本茂雄, 上野智広, 武田洋次: 埋込磁石構造PMモータの広範囲可変速制御, 電気学会産業応用部門誌, 第114巻6号, p. 668-673(1994)

タイトルに関連する用語 (2件)： 燃料電池車 ,  駆動モータ