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J-GLOBAL ID：200902244487037182   整理番号：09A0555446

奈良教育大学構内及び付属施設の大型陸生ミミズ相

著者 (6件)： 南谷幸雄 (愛媛大 連合大学院農学研究科) ,  田村芙美子 (奈良教大 自然環境教セ) ,  丸山健一郎 (紀伊半島野生動物研究会) ,  吉田宏 (奈良県御所実業高) ,  鳥居春己 (奈良教大 自然環境教セ) ,  前田喜四雄 (奈良教大 自然環境教セ)
資料名： 奈良教育大学附属自然環境教育センター紀要  (Bulletin of Center for Natural Environmental Education, Nara University of Education)
号： 9  ページ： 1-4  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： L6049A  ISSN： 1347-362X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 奈良県内のミミズ相の実態は殆ど分かっていないが,奈良県南部の山間部では未記載種と考えられる大型のミミズが発見され,ミミズ相の実態の解明を目的に,奈良県立大学キャンパス内及び距離の離れた2箇所の付属施設におけるミミズ相の調査を行った。この報告はその結果である。奈良教育大学キャンパス内で245個体,奈良実習園で42個体,奥吉野実習林135個体,合計422個体を捕獲した。標本の同定の結果,大学キャンパス内でフトミミズ科9種,奈良実習園でフトミミズ科5種及びツリミミズ科1種,奥吉野実習林でフトミミズ科13種及びツリミミズ科1種であった。優占種は大学キャンパス内でノラクラミミズ,ハタケミミズ,ヒトツモンミミズで,奥吉野実習林ではシーボルトミミズであった。ミミズ相は大学構内と奈良実習園で大きな差が見られなかったが,奈良実習園では種組成が貧弱であった。

シソーラス用語： *ミミズ類 ,  *大学 ,  キャンパス ,  フトミミズ類 ,  生物分類 ,  組成 ,  ツリミミズ類 ,  *生息分布 ,  数
準シソーラス用語： *奈良教育大学 ,  大学キャンパス ,  種組成 ,  個体数

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 施設 ,  大型 ,  陸生 ,  ミミズ