文献
J-GLOBAL ID:200902244584637046   整理番号:08A0904176

化学蒸着法で調製した暗褐色のSnO2膜の性質

Nature of dark-brown SnO2 films prepared by a chemical vapor deposition method
著者 (3件):
資料名:
巻: 116  号: 1357  ページ: 989-993 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 1882-0743  CODEN: JCSJEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
限定した酸素供給条件下でのCVDプロセスにより暗褐色のSnO<sub>2</sub>膜が生成することを最近見出したので,この研究ではその性質を調べた。それらの膜は管状炉内で350~600°CでSnCl<sub>2</sub>からに蒸着した。この膜は基板に垂直に<100>に沿って高い優先配向を持つルチル型構造を持っていた。熱重量分析と元素分析は,酸素空孔(V<sub>O</sub>)とCl汚染が膜に起こったのを明らかにした。350°Cで調製したままの膜は1.5×10<sup>21</sup>/cm<sup>3</sup>のV<sub>O</sub>を含んでおり,約2.5%のOサイト空孔に対応した。他方では,350°Cで調製した膜には7.4×10<sup>720</sup>/cm<sup>3</sup>のClが含まれていた。Cl濃度は,蒸着温度に従って減少して,600°Cで1.8×10<sup>20</sup>/cm<sup>3</sup>になった。この膜は適度の電気伝導率を示し,500°Cで蒸着した膜は2.5×10<sup>-2</sup>Ωcmの最低の抵抗率を持つことを示し,キャリア密度とホール移動度はそれぞれ1.3×10<sup>20</sup>cm<sup>3</sup>と2.0cm<sup>2</sup>/(Vs)であった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・陶磁器の製造  ,  酸化物薄膜 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る