抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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観測された表面気温変化への微小スケールの影響を検出して,サイト露出の変化を反映すると見なされる温度傾向と風速傾向との関係を特定するために,アメダスネットワークに関する29年のデータを使用した。その結果によると,1日の時間とサイトの平均風速に従って異なることが分かった。比較的大きい平均風速のステーション(≧1.5m/s)に関しては,昼間の温度傾向と風速傾向との間では大きな負の相関関係が見付かった。低風速(<1.0m/s)のステーションに関しては,夕方の温度傾向は風速傾向と負の相関を示すが,昼間の温度傾向は,それらと正の相関を示す傾向がある。これらの事実は微小スケールの環境変化に対する温度傾向の依存性の統計的証拠を示すものであり,サイト露出の度合いに従った複雑さを有している。(翻訳著者抄録)