抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高角度環状暗視野走査透過型電子顕微鏡(HAAD STEM)により,格子縞あるいは格子像が撮影できる。電子線干渉性,輝度,収束性と装置安定性が改良され,近年では高分解能電子顕微鏡と同等の空間分解能が得られている。それにより局所領域の原子構造ばかりでなく,電子状態の同時測定も可能になっている。そこでSTEM像を中心に数式による解説を行った。Si(011)のHAAD STEM像を中心に,収束角と分解能の関係,画像処理,構造と濃度の同時測定,弾性散乱と熱散漫散乱などを説明した。