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J-GLOBAL ID:200902246728822725   整理番号:09A0101678

茶残留物のマイクロ波加熱は多糖類,多価フェノール,および植物バイオポリエステルを産出する

Microwave Heating of Tea Residue Yields Polysaccharides, Polyphenols, and Plant Biopolyester
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号: 23  ページ: 11293-11299  発行年: 2008年12月10日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物より有益な物質を抽出する方法として,物理的方法,物理化学的方法,化学的方法,生物学的処理など種々の方法がある。マイクロ波加熱は,家庭や実験などで広く使われ,新たな加熱法として魅力がある。最大の飲料である茶飲料の茶殻は捨てられてしまうが,多価フェノールなどの有益物質を含んでいる。本稿では,緑茶,ウーロン茶,紅茶から多糖類や多価フェノール類の抽出をするために,マイクロ波加熱を検討した。加熱温度が上昇するに従い,炭水化物や多価フェノールの溶解性は向上した。緑茶は温度が上がるに従い,高分子物質が増加した。発酵した茶は,低分子物質が明らかに抽出された。カテキン類の中では,緑茶と紅茶はEGCGが主体で,ウーロン茶はEGCが主な成分であった。これらは,抽出温度を上げると,抽出量が減少した。テアフラビンは紅茶からのみ抽出された。単糖類の抽出は,それぞれの特徴があった。その他の抽出物には,セルロースやリグニン,タンニンなどがあった。抽出後の残渣から得られた成分の同定を行ったところ,9,10-エポキシ-18-ヒドロキシオクタデカン酸とジヒドロキシオクタデカン酸などが主成分であった。
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分類 (4件):
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アルカロイドし好飲料  ,  食品の分析  ,  植物の生化学  ,  廃棄物処理 
物質索引 (4件):
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