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J-GLOBAL ID:200902246899872224   整理番号:08A0231522

台湾集集大震災による被災マンションの再建動向-再開発手法を使った事例から-

REBUILDING TREND OF DAMAGED APARTMENT DUE TO TAIWAN JIJI EARTHQUAKE-With the case where redevelopment technique was applied-
著者 (2件):
資料名:
号: 625  ページ: 587-593  発行年: 2008年03月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,台湾集集大震災で,再開発手法を使った全壊マンションを研究対象に絞り,地域別に各々の完成率と経過時間から,その復興実態を把握し,事業の進捗に影響をあたえる要因と地域による違いを明らかにした。再開発した全壊マシションに対し,台湾の中央と地方政府が各再開発段階で発行した認可資料を調査し,各事例の規模,戸数,構造,認可日などを基本データとした。また再開発手法に通用する「都市更新条例」の仕組みを踏まえ,再開発の各段階における行政認可日を重要なチェックポイントとして,再建の実態を把握した。その結果,震災後8年目の現時点から見て,再開発をした119棟の平均完成率はA段階93%から最後F段階の46%まで減少していた。完成率が低下する主な要因は「再開発事業に参加する元権利者が少ないこと」と「組合は不参加者の土地と権利床を処理できないこと」である。全体の平均経過時間から見て,F段階までは61.1ケ月かかったが,最初の段階Aまで辿り着くのは最も長く28ケ月がかかり,全体の再建スピードが落ちたと見られる。理由として「都市更新条例」に対する理解が不十分で,実行までに組合と行政の協議に時間を要したためと考えられる。
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分類 (2件):
分類
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住宅問題  ,  自然災害 
引用文献 (8件):
  • 謝志誠. 九二一災後住宅重建政策分析. 2003
  • 呉崑茂. 臺灣與日本震災住宅重建比較. 2004
  • 呉杰穎. 影響921震災災後集合住宅都市更新重建之幾個因素探討. 建築與規劃學報. 2004
  • 曾志雄. 社區特性與集合住宅重建之關聯性研究-以921震災台中縣主導之結合住宅為例. 銘傳大學媒體空間設計研究所 碩士論文. 2005
  • 台中県政府編. 九二一震災災区住宅及社区重建諮詢服務團及工作站建置計畫. 2004
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