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J-GLOBAL ID:200902247155810898   整理番号:08A0832420

宇宙におけるプラズマ現象と長距離相互作用

Cosmic Plasma Phenomena and Long-Range Interactions
著者 (1件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 595-603  発行年: 2008年08月05日 
JST資料番号: F0221A  ISSN: 0029-0181  CODEN: NBGSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宇宙のバリオンの大部分は電離したプラズマ状態にあり,なかでも銀河団の重力ポテンシャルに捕捉された高温プラズマは,質量にして,銀河団の中の星の合計を数倍も凌ぐ。これら高温プラズマは,X線領域に,熱的制動放射およびイオンの輝線を放射するので,大気圏外からのX線観測が重要な診断の手段となる。高温で希薄な宇宙プラズマは一般に理想的な無衝突プラズマであり,大規模な磁場などの長距離の相互作用により,部分と全体が強く結合することが多い。こうした視点から,銀河団プラズマの放射冷却が未知の機構で阻止されていたり,衝突型銀河団で異常に高温なプラズマ成分が見られたりする,という観測事実に説明を試みる。電場による粒子加速についても触れる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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宇宙論  ,  大気・天体プラズマ 
引用文献 (21件):
  • SPITZER, L. 完全電離気体の物理-プラズマ物理学入門. 1981
  • SARAZIN, C. X-ray Emission from Clusters of Galaxies. 1988
  • 天文の部,「宇宙の元素組成」. 理科年表
  • 小田稔. X線天文学の展開. 日経サイエンス. 1994, 24, 1, 18
  • 牧島一夫. 「ぎんが」から「あすか」へ. 日経サイエンス. 1994, 24, 1, 23
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