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J-GLOBAL ID：200902247386616148   整理番号：09A0445222

多軸駆動型はく離試験法による粘着シートの界面強度評価とY字型はく離過程の検討

Evaluation of Interface Strength for Adhesive Sheet and Investigation of Y-Type Peeling Using Multi-Axes Driven Peel Method

著者 (5件)： 増田良太 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  井上裕嗣 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  岸本喜久雄 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  早川基行 (リンテック) ,  稲男洋一 (リンテック)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 75  号： 752  ページ： 507-515  発行年： 2009年04月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究ではシャフトモータと呼ばれる直線に動くモータを組み合わせることで任意のはく離角度で,かつ接着力の弱い粘着剤でもはく離力の測定が可能な‘多軸駆動型はく離試験法’を提案した。そして,薄型ディスプレイに使用されている‘基材レス粘着シート’の定常はく離時のエネルギバランスを考慮した界面強度評価を行った。次に,実際に基材レス粘着シートが使用される‘ラミネート工程’を模擬したY字はく離試験法を提案した。測定した界面強度,Y字はく離時のエネルギバランスと力の釣合いから,Y字はく離におけるはく離力を予測した。実験値と比較し,予測方法の有効性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *剥離試験 ,  *粘着剤 ,  フラットパネルディスプレイ ,  界面 ,  接着強さ ,  材料試験 ,  エネルギー散逸 ,  付着力 ,  *複合フィルム
準シソーラス用語： *粘着シート

分類 (3件)： ゴム・プラスチック材料  (HC02030I) ,  接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

引用文献 (13件)：

• 1) KAEBLE D. H. Theory and Analysis of Peel Adhesion : Mechanisms and Mechanics. Transactions of the Society of Rheology. (1959) vol.3, p.161.
• 2) KIM K. S. Elastoplastic Analysis of the Peel Test. International Journal of Solids. (1988) vol.24, no.4, p.417-435.
• 3) OMIYA M. Evaluation of Interfacial Strength by Multi-stages Peel Test. Key Engineering Materials. (2004) vol.261-263, p.483.
• 4) OMIYA M. Interface Debonding Model and its application to the Mixed Mode Interface Fracture Toughness. International Journal of Damage Mechanics. (2002) vol.11, p.263.
• 5) AUBREY D. W. Failure mechanisms in peeling of pressure-sensitive adhesive tape. Journal of Applied Polymer Science. (1969) vol.13, no.10, p.2193-2207.

タイトルに関連する用語 (8件)： 多軸 ,  はく離試験 ,  粘着シート ,  界面強度 ,  評価 ,  Y字型 ,  はく離 ,  過程