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J-GLOBAL ID：200902247638630548   整理番号：09A0115991

エネルギー消費費用をかけて製品寿命延長することが我々の所得をどれだけ増やすか

Does product lifetime extension increase our income at the expense of energy consumption?

著者 (3件)： KAGAWA Shigemi (Fac. of Economics, Kyushu Univ., 6-19-1 Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka, 812-8581, JPN) ,  NANSAI Keisuke (Res. Center for Material Cycles and Waste Management, National Inst. for Environmental Studies of Japan, Tsukuba, JPN) ,  KUDOH Yuki (Res. Inst. of Sci. for Safety and Sustainability, National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN)
資料名： Energy Economics  (Energy Economics)
巻： 31  号： 2  ページ： 197-210  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： E0757B  ISSN： 0140-9883  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 累積製品寿命分布による単純な社会計量法をモデリングし,経済システム全体を通しての所得流れに製品寿命がどのように影響するかを論じた。日本における自動車利用に焦点を当てた経験的解析から,製品寿命延長からの追加所得全てが投資部門へ流れるなら,1990~2000年の10年間に寿命が1年延びると2000年の所得が+70億円増え,エネルギー会計を-4×10⁶GJ節約することができると分かった。つまり,このケースでは長期間乗用車を使用すると所得が増えてエネルギー消費が減る。また,自動車寿命延長から生じる追加所得のの93%以下が投資部門に向かうなら,+1年自動車寿命を延長すれば,エネルギー消費費用での所得を増やすことも分かった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： エネルギー消費 ,  *寿命延長 ,  *所得 ,  *経済分析 ,  *自動車

分類 (1件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V)

タイトルに関連する用語 (4件)： エネルギー消費 ,  費用 ,  寿命延長 ,  所得