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J-GLOBAL ID:200902247725738118   整理番号:09A0715143

S=1/2カゴメ反強磁性体群における磁化率

Magnetic susceptibilities in a family of S=1/2 kagome antiferromagnets
著者 (8件):
資料名:
巻: 79  号: 17  ページ: 174407.1-174407.11  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Cs2Cu3SnF12化合物を合成し,その結晶構造を調べた。これら化合物群の単結晶で磁化率を測定した。Cs2Cu3MF12系では構造相転移がM=Zr,Hf,Snに対してTt=225,172,185Kで観測された。T>Ttで測定した磁化率は,24サイトカゴメクラスタの厳密対角化によって得られた理論結果により完全に記述できた。弱い強磁性モーメントを伴った磁気秩序化が各々TN=23.5,24.5,20.0Kで起きた。弱い強磁性モーメントは,Ttでの交換ネットワークの六方晶対称性が破れる格子変形とDzyaloshinsky-Moriya相互作用から生じる。Rb2Cu3SnF12の磁気構造は4種類の隣接交換相互作用の修正カゴメ反強磁性体として記述できる。この系では構造あるいは磁気相転移は観測されなかった。その磁気基底状態は3重項ギャップがあるスピン1重項であることが分った。12サイトカゴメクラスタの厳密対角化を使って,磁化率を分析し,各々の交換相互作用を評価した。
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その他の無機化合物の磁性 
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