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J-GLOBAL ID:200902247971726536   整理番号:09A0552180

樹脂ビーズに固定化したイオンチャネル蛋白質の電流記録

Current Recordings of Ion Channel Proteins Immobilized on Resin Beads
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 3151-3154  発行年: 2009年04月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イオンチャネル電流の測定は,突然変異体の構築,細胞チャネルの発現,細胞膜からのこれらチャネルの抽出,プロテオリポソームへの再構成,平面二分子層法またはパッチクランプ法による導電性電気生理学的分析などを含む一連の操作手順によるもので,カリウムチャネルであるKcsAチャネル及びMthKチャネルに適用されている。しかしながら,この方法には高濃度チャンネル蛋白質が必要なことや,リポソームへのチャネル再構成に時間を要するなどの欠点がある。本研究では,イオンチャネル電流を測定するための,リポソーム再構成を用いないで,現行法よりも効率的に測定することができる方法を示した。この方法は,チャネルにヒスチジンタグとコバルトアフィニティゲルビーズを結合させ,ビーズに脂質二分子膜を形成させるもので,KcsAチャネル及びMthKチャネルに適用した。この方法によれば,チャネルを二分子層に組み込むことができ,チャネル電流を迅速かつ容易な測定と低濃度蛋白質について効率的な電流の記録を行うことができた。さらにヒスチジンタグによってチャネル方向を決定することができた。この方法は種々のチャンネル蛋白質及びチャネル研究に適用できる潜在能力を有しており,界面活性剤で可溶化したVDAC,RyRなどの二分子層へ直接に組み込んだチャネルにも適用できることが期待された。またアガロースがリン脂質膜と強く相互作用しないため,種々の方法によってアガロースビーズ上に安定化することができる多くのチャンネルタンパク質にも適用が可能なようであり,バイオセンサ研究のようないくつかの分野にも適用できそうである。
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  電気分析一般 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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