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J-GLOBAL ID：200902248211861359   整理番号：09A0536975

細胞組織工学のための自己組織化単分子膜の電気化学的脱着

Electrochemical desorption of self-assembled monolayers for engineering cellular tissues

著者 (5件)： INABA Rina (Graduate School of Pure and Applied Sciences, Univ. of Tsukuba, 1-1-1 Tennodai, Tsukuba, Ibaraki 305-0006, JPN) ,  KHADEMHOSSEINI Ali (Center for Biomedical Engineering, Dep. of Medicine, Brigham and Women’s Hospital, Harvard Medical School, Boston ...) ,  KHADEMHOSSEINI Ali (Harvard-MIT Div. of Health Sciences and Technol., Massachusetts Inst. of Technol., Cambridge, MA 02139, USA) ,  SUZUKI Hiroaki (Graduate School of Pure and Applied Sciences, Univ. of Tsukuba, 1-1-1 Tennodai, Tsukuba, Ibaraki 305-0006, JPN) ,  FUKUDA Junji (Graduate School of Pure and Applied Sciences, Univ. of Tsukuba, 1-1-1 Tennodai, Tsukuba, Ibaraki 305-0006, JPN)
資料名： Biomaterials  (Biomaterials)
巻： 30  号： 21  ページ： 3573-3579  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： C0964B  ISSN： 0142-9612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルカンチオールから成る自己組織化単分子膜(SAM)を電気化学的に脱着することによって培養面から非侵襲性に接着細胞,細胞シートおよび回転楕円体を収集した。SAM面はArg-Gly-Asp(RGD)ペプチドをアルカンチオール分子に共有結合することによって接着性にさせた。陰性電位を適用し,SAMの還元脱着を起こさせ,結果として細胞の剥離を生じさせた。この方法を用いて,90%以上の接着細胞を5分以内に剥離した。さらに,この方法は二次元(2D)細胞シートを得るために用いた。剥離した細胞シートは,連続して多層細胞シートを形成するために他の細胞シートに容易に接着しうる生存細胞から構成されていた。さらにまた,円筒状空洞内に細胞密度1cm²当たり280個でずらりと並んで形成された同一直径の肝細胞の回転楕円体を陰性電位の適用によって収集した。この細胞処置技術は,再生医療や組織工学応用のために細胞シートおよび回転楕円体のような素材を構成したり組み立てたりするために役立つ道具になる可能性がある。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 医用素材 ,  *自己組織系 ,  *単分子層 ,  培養細胞 ,  回転楕円体 ,  線維芽細胞 ,  肝細胞 ,  電気化学 ,  *生体組織工学 ,  脱着 ,  トリペプチド ,  細胞シート
準シソーラス用語： RGDペプチド ,  *細胞組織工学 ,  *自己組織化単分子膜

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細胞組織 ,  工学 ,  自己組織化単分子膜 ,  電気化学 ,  脱着