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J-GLOBAL ID：200902248446477807   整理番号：08A0282477

O₃とNO₂によるPM酸化促進に関する基礎研究

Basic Study of PM Oxidation Promoted by O₃ and NO₂

著者 (14件)： YAO Shuiliang (地球環境産業技術研究機構) ,  峰智惠子 (地球環境産業技術研究機構) ,  伏見千尋 (東大 生産技研) ,  間所和彦 (ダイハツ工業) ,  小玉聡 (地球環境産業技術研究機構) ,  山本信 (地球環境産業技術研究機構) ,  藤岡祐一 (地球環境産業技術研究機構) ,  KIM Yoon-Ho (ダイハツ工業) ,  内藤一哉 (ダイハツ工業) ,  藤川寛敏 (ダイハツ工業) ,  小川孝 (ダイハツ工業) ,  丹功 (ダイハツ工業) ,  長谷川国生 (ダイハツ工業) ,  田中裕久 (ダイハツ工業)
資料名： 自動車技術会論文集  (Transactions of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 39  号： 2  ページ： 387-392  発行年： 2008年03月25日 
JST資料番号： S0826A  ISSN： 0287-8321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 示差熱天秤と質量分析装置を使用して,PMの酸素雰囲気での酸化特性,および,プラズマで生成可能なNO₂とO₃雰囲気での酸化特性を調べ,PM酸化機構の考察を紹介した。実験装置は,主として質量分析装置つき示差熱天秤とガス供給装置とからなる。試験結果は次の通りであった。1)NO₂・酸素でのPM酸化速度は,NO₂のみによるPM酸化速度と,酸素のみによるPM酸化速度の和と等しくなり,2)O₃・酸素でのPM酸化速度は,260°C以下でNO₂・酸素より高く,3)水の存在によりNO₂・酸素,O₃・酸素によるPM酸化を阻止する現象を示し,4)プラズマ生成するNO₂とO₃によるPM酸化速度は,プラズマ酸化速度の1/22しかなく,プラズマ雰囲気で生成するNO₂とO₃よりさらに反応性の高い活性酸素種がPM酸化に寄与していると考えた。

シソーラス用語： *ディーゼル自動車 ,  *排ガス ,  *微粒子 ,  *酸化 ,  質量分析計 ,  排ガス処理 ,  *プラズマ化学反応 ,  熱天秤 ,  ディーゼル機関 ,  *二酸化窒素 ,  *オゾン ,  雰囲気 ,  酸素 ,  反応速度 ,  活性酸素 ,  *ディーゼル排気微粒子 ,  酸化速度 ,  廃棄物処理
準シソーラス用語： 質量分析装置 ,  *プラズマ反応 ,  活性酸素種

分類 (1件)： 排ガス処理  (PB02060U)

引用文献 (17件)：

• 自動車排出ナノ粒子およびDEPの測定と生体影響評価. 2005
• 水野達司. ディーゼルパーティキュレート処理触媒技術NPNR触媒の開発. 触媒技術の動向と展望2006. 2006, 97-104
• 大聖泰弘. 最近の自動車の排気浄化と燃費改善に関する技術開発動向. デンソーテクニカルレビュー. 2006, 11, 1, 3-9
• THOMAS, S. E. Non Thermal Plasma Aftertreatment of Particulates-Theoretical Limits and Impact on Reactor Design. 2000
• YAO, S. Oxidations of Activated Carbon and Methane Using a High-Frequency Pulsed Plasma. J. Hazardous Materials. 2001, 83, 3, 237-242

タイトルに関連する用語 (7件)： O3 ,  NO2 ,  Pm ,  酸化 ,  促進 ,  基礎 ,  研究