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J-GLOBAL ID:200902248748676663   整理番号:08A0791200

メソポーラス芳香族シリカ薄膜の合成とそれらの光学的性質

Synthesis of Mesoporous Aromatic Silica Thin Films and Their Optical Properties
著者 (13件):
資料名:
巻: 20  号: 13  ページ: 4495-4498  発行年: 2008年07月08日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2個のトリエトキシシリル基がアリール(Ar)基で架橋された有機シラン(Ar=1,4-フェニレン(Ph),4,4′-ビフェニレン(Bp),2,6-ナフチレン(Np)及び9,10-アントリレン(Ant))を前駆体として蒸発誘起自己組織化法によりアリール基架橋周期的メソポーラス有機シリカ(Ar-PMO)を合成した。蒸発誘起自己組織化法は有機シラン前駆体を界面活性剤,塩酸,脱イオン水及び溶媒(エタノールなど)を一定の割合で混合して得られる透明なゾル溶液を用い,石英基板上にスピン被膜を作製し,これを真空中で乾燥する方法である。この方法で得られる薄膜はいずれも透明で,周期的メソポーラス構造を形成した。Ar-PMO膜の吸収スペクトルは前駆体のスペクトルと一致したが,蛍光スペクトルは長波長側にシフトし,広幅化することが分かった。この結果は,Ar-Ar間の相互作用は基底状態ではきわめて弱いが,励起状態ではエキサイマを形成することを示唆する。Ph-,Nph-及びAnt-PMO膜の蛍光量子収率は前駆体の量子収率より低いが,Bp-PMO膜の量子収率は例外的に前駆体より大きいことが分かった。Bp-PMO膜の吸収係数は87000cm-1,蛍光量子収率は0.45でいずれも大きく,蛍光材料としての利用が期待される。
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分類 (3件):
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有機けい素化合物  ,  光化学一般  ,  有機化合物の薄膜 
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