抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
農ある暮らしと住宅・住宅地への期待と展望を論じた。近年の都市農地を再評価する動きの背景には,1)都市化圧力の大幅な減殺,2)食の安全性に対する関心の高まり,3)都市気象異変に対する対抗策,環境財として都市農地に対する期待の高まり,がある。都市農地の混乱を招来しているのは,アーバンフリンジの都市農地が必ずしも都市の土地利用制度の中で的確に取り扱われてこなかったことにある。都市農地と暮らしの関係で重要なのは,今後の成熟社会における自由時間活動の増大と多様化の視点である。市町村が取り組むべきは,1)都市計画マスタープラン,2)都市農地や農村集落地域を都市計画の用途地域の中に位置付け,3)都市農地を地区の緑地や公園等と同じ系列の中で位置付けることである。