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J-GLOBAL ID：200902249868744618   整理番号：08A0223324

感熱燐光体を用いたディーゼル機関燃焼室壁面温度の画像計測

Laser-Induced Phosphorescence Thermography of Chamber Wall of Diesel Engine

著者 (4件)： 小酒英範 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  河内陽平 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  大西毅 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  相澤哲哉 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B)
巻： 74  号： 738  ページ： 490-497  発行年： 2008年02月25日 
JST資料番号： F0036B  ISSN： 0387-5016  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ディーゼル機関の壁面熱伝達機構を解明するために,感熱燐光体を用いたレーザー誘起燐光法による,燃焼室壁面温度の画像計測を行っている。感熱燐光体にはLa202S:Euを用い,レーザー誘起燐光強度および燐光寿命と温度の関係を検定し,燐光強度と燐光寿命の計測により壁面温度を計測している。これらの方法を急速圧縮装置内のディーゼル噴霧に適用し,ディーゼル噴霧火炎衝突壁面の温度分布を初めて画像計測している。また,高繰返しパルスレーザーを光源とした燐光寿命法により,局所熱流束計測を行っている。得られた結果より,ディーゼル噴霧火炎が衝突する壁面温度分布は火炎温度分布に影響されることを明らかにしている。(著者抄録)

シソーラス用語： *ディーゼル機関 ,  *燃焼室 ,  計測 ,  *温度分布 ,  *火炎 ,  リン光 ,  *壁面 ,  熱伝達 ,  レーザ照射 ,  噴霧燃焼 ,  サーモグラフィー
準シソーラス用語： 画像計測

分類 (1件)： 圧縮点火機関  (PB02030N)

引用文献 (16件)：

• WASHINI, G. Universally Applicable Equation for the Instantaneous Heat Transfer. 1967
• BRYZIK, W. TACOM/Cummins Adiabatic Engine Program. 1983
• ASSANIS, D. N. A Prototype Thin-Film Thermocouple for Transient Heat Transfer Measurement in Ceramic Coated Combustion Chambers. 1990
• KIMURA, S. Effect of Combustion Chamber Insulation on the Heat rejection on Thermal Efficiency of Diesel Engines. 1992
• ENOMOTO, Y. Heat Transfer to Wall of Ceramic Combustion Chamber on Internal Combustion Engine. Transaction of Japan Society of Mechanical Engineers, Series B. 1985, 51, 468, 1952-1957

タイトルに関連する用語 (6件)： 感熱 ,  燐光体 ,  ディーゼル ,  燃焼室 ,  壁面 ,  画像計測