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J-GLOBAL ID：200902249941006582   整理番号：08A0294691

巨大胚水稲品種「はいいぶき」の育成

A New Rice Cultivar with Giant Embryo, “Haiibuki”

著者 (9件)： 松下景 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  春原嘉弘 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  飯田修一 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  前田英郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  根本博 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  石井卓朗 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  吉田泰二 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  中川宣興 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  坂井真 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ)
資料名： 近畿中国四国農業研究センター研究報告  (Bulletin of NARO Western Region Agricultural Research Center)
号： 7  ページ： 1-14  発行年： 2008年03月14日 
JST資料番号： Z0030B  ISSN： 1347-1244  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 苗立ちが良い水稲の巨大胚品種を育成する目的で巨大胚水稲「奥羽359号」を母,「中国151号」を父をする交配後代から育成された「はいいぶき」の特性について,出穂期,発芽率,玄米の概観品種,食味,いもち病真性抵抗性遺伝子の保有などについて説明した。食味に関しては,精米は混ぜご飯や炊き込みご飯に適していた。収量は「日本晴」並の54.1kg/aだった。穂いもち圃場抵抗性は「やや弱」だった。栽培適地は関東以西とみられる。栽培上の留意点としては,苗立ちが良好であるが一般品種より不ぞろいのため,播種量を2割程度高くすること,葉いもち,穂いもちとも弱いのでいもち病防除を徹底することなどが挙げられる。

シソーラス用語： *水稲 ,  交配 ,  成長段階 ,  味 ,  いもち病 ,  作物育種 ,  栽培品種 ,  *新品種
準シソーラス用語： *はいいぶき ,  出穂期 ,  食味品質

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  作物の品種  (FC02020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 胚 ,  水稲 ,  品種 ,  いぶき