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J-GLOBAL ID：200902250184601492   整理番号：08A0405540

「超」のつく技術 超高次脱硫触媒の開発とその応用

著者 (1件)： 岡田治 (ルネッサンス・エナジー・リサーチ)
資料名： Fine Ceramics Report  (Fine Ceramics Report)
巻： 26  号： 2  ページ： 44-50  発行年： 2008年04月20日 
JST資料番号： L0506A  ISSN： 0911-5269  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市ガス製造プロセスや燃料電池用水素ガス製造の開発過程で,微量の硫黄でも改質触媒を劣化させ,カーボン析出を加速させることが分かった。そのため,従来の脱硫技術では除去できない極微量の硫黄を除去し得る,全く新しい高次脱硫技術が開発され,SNG製造プロセス等に適用された。本稿では,SNG製造プロセスにおける硫黄被毒と触媒劣化,及びppbレベルの超高次脱硫技術の開発について概説した。1)メタン化触媒における実使用条件化での触媒劣化,2)水蒸気改質触媒における硫黄被毒の影響:硫黄被毒による活性劣化,触媒の炭素析出に与える硫黄被毒の影響,3)超高次脱硫による硫黄被毒の防止:脱硫プロセスの改良,現状の脱硫プロセス,超高次脱硫剤に開発(金属-金属酸化物複合触媒),4)超高次脱硫の各分野への適用:都市ガス製造プロセス,燃料電池用改質プロセス。

シソーラス用語： *触媒 ,  複合体 ,  金属触媒 ,  金属酸化物 ,  *気体燃料 ,  *脱硫 ,  精製 ,  代替天然ガス ,  硫黄 ,  中毒 ,  触媒劣化 ,  水蒸気改質 ,  炭素 ,  析出 ,  高次処理
準シソーラス用語： *SNG【燃料】 ,  被毒

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  気体燃料の精製  (YE02050B)

引用文献 (13件)：

• M. Masuda, S. Takami, T. Tabata, O. Okada: Prep1989 Int. Gas Research Conf., Tokyo, 4, p124(1989)
• J. R. Rostrop-Nielsen: J. Catal., 31, p173(1973)
• 岡田 治, 一本松正道, 増田正孝, 高見 晋, 貞森博己: 燃協誌, 68, p124(1989)
• M. Masuda, S. Takami, T. Tabata, O. Okada: Proc. of 1989 Int. Gas Research Conf., Tokyo (1989)
• M. Masuda, T. Tabata, O. Okada, B. J. Wood, G. T. Tong, J. G. McCarty: Proc. Catalyst Dactivation 1991, p185(1991)

タイトルに関連する用語 (3件)： 脱硫触媒 ,  開発 ,  応用