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J-GLOBAL ID：200902250305429528   整理番号：09A0741137

ホイスラー合金Fe_3-xV_xSiの磁気特性

著者 (7件)： 鹿又武 (東北学院大 工) ,  迫野卓也 (東北学院大 工) ,  小山圭一 (東北大 金属材料研) ,  渡辺和雄 (東北大 金属材料研) ,  梅津理恵 (東北大 多元物質科研) ,  貝沼亮介 (東北大 多元物質科研) ,  西原弘訓 (龍谷大 理工)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2008  ページ： 95-96  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 強磁性体Fe₃Siと反強磁性体Fe₂VSiとの混晶であるFe_2.2V_0.8Siは負の巨大磁気抵抗を発現するので注目されている。それと関連して,本研究ではFe_3-xV_xSi(0.6≦x≦1)の格子定数及び磁化の組成依存性を研究した。磁化測定はSQUIDによって行った。強磁場磁化測定は超伝導マグネットを用いて引抜法で行った。格子定数はxの増加につれて増加し,特にx=0.7以上で急激に増加し,x=0.95以上で再び急激に増加する。格子定数の組成依存性は磁気特性のそれとよく対応している。磁化測定の結果に基づいて,Fe_3-xV_xSiの磁気相図を構成した。Fe_3-xV_xSiにおける巨大磁気抵抗効果はリエントスピングラス相とスピングラス相の出現と関係している。

シソーラス用語： 磁性 ,  *ホイスラー合金 ,  *鉄合金 ,  バナジウム添加合金 ,  ケイ素含有合金 ,  強磁性体 ,  ケイ化物 ,  鉄化合物 ,  反強磁性体 ,  固溶体 ,  巨大磁気抵抗効果 ,  格子定数 ,  バナジウム化合物 ,  濃度依存性 ,  磁気状態図 ,  スピンガラス ,  SQUID
準シソーラス用語： リエントラントスピンガラス ,  巨大磁気抵抗 ,  混晶 ,  磁気相図

分類 (2件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  磁気的性質  (WB02020J)

タイトルに関連する用語 (2件)： ホイスラー合金 ,  磁気特性