Sohlh2はKIT陽性卵母細胞および精原細胞の分化に影響を及ぼす

TOYODA Shuichi; MIYAZAKI Tatsushi; MIYAZAKI Satsuki; YOSHIMURA Takuji; YAMAMOTO Mayu; TASHIRO Fumi; YAMATO Eiji; MIYAZAKI Jun-ichi

文献

J-GLOBAL ID：200902250468236905 整理番号：09A0040714

Sohlh2はKIT陽性卵母細胞および精原細胞の分化に影響を及ぼす

Sohlh2 affects differentiation of KIT positive oocytes and spermatogonia

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資料名：
巻： 325 号： 1 ページ： 238-248 発行年： 2009年01月01日
JST資料番号： C0522A ISSN： 0012-1606 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

精子形成および卵形成の分化プログラムは,ほとんど独立している。しかしながら,初期にはその機構は部分的に重複している。ここでは,生殖細胞特異的塩基性へリックス-ループ-ヘリックス(bHLH)転写因子遺伝子Sohlh2が,初期精子形成および卵形成に必要とされることを論証した。SOHLH2は,未分化段階から分化の間にマウス精原細胞において,始原卵細胞から一次卵細胞において発現された。遺伝子ターゲッティングにより生み出したSohlh2ヌルマウスは,成熟した(KIT⁺)精原細胞および卵母細胞の分化の混乱により雄と雌の両方で不妊になった。Sohlh2ヌルマウスは,精子形成および卵形成の過程に必須なSohlh1遺伝子を含む精子形成と卵形成に関与する遺伝子のダウンレギュレーションも示した。さらに,SOHLH2およびSOHLH1は,ヘテロダイマーを形成できることを明らかにした。これらの観察は,SOHLH2が,in vivoでKIT⁺生殖細胞の分化を促進するため,Sohlh1を含む精原細胞および卵母細胞の遺伝子を制御するためにSOHLH1と協調する可能性を示唆した。この研究は,初期精子形成および卵形成を調節するbHLHネットワークの更なる分析の基礎を築く。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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生殖器官

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