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J-GLOBAL ID：200902250765715499   整理番号：08A0319522

吸引通気式堆肥化処理技術の開発(第3報)-吸引通気式堆肥化処理技術の実証-

Development of a Composting System with Vacuum-Type Aeration (Part3)-Field scale test of a composting system with vacuum-type aeration-

著者 (4件)： 阿部佳之 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  伊吹俊彦 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  宮竹史仁 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  本田善文 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研)
資料名： 農業施設  (Journal of the Society of Agricultural Structures, Japan)
巻： 38  号： 4  ページ： 249-262  発行年： 2008年03月25日 
JST資料番号： L0964A  ISSN： 0388-8517  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リニアクレーンによる切り返し装置にアンモニア回収装置を装備した吸引通気式堆肥化処理施設において,堆肥化過程におけるアンモニア揮散の低減化とアンモニアの回収効果について検討した。木質チップが充填された直径300mmの通気口(吸引口を堆肥原料底部に1.5m間隔でスポット的に配置する配管方法であれば,通気口は閉塞しにくく,堆肥原料の有機物分解や水分蒸発が促進された。この配管方法を採用した吸引通気式堆肥化処理では,堆肥原料表面からのアンモニア揮散量が低減された。すなわち,圧送通気方式では堆肥原料表面から堆肥原料中全窒素量の9.6%がアンモニアとして揮散したが,吸引通気方式では,この揮散量の9割をアンモニア回収装置で回収でき,残りの1割はれき汁やドレイン中に含まれていた。(著者抄録)

シソーラス用語： *堆肥化 ,  開発 ,  装置 ,  アンモニア ,  *家畜糞尿
準シソーラス用語： 揮散 ,  切返し ,  通気

分類 (1件)： 農業機械・施設一般  (FB03010O)

引用文献 (23件)：

• 阿部佳之. 吸引通気式堆肥化処理技術の開発 (第1報). 農業施設. 2003, 33, 4, 39-45
• 阿部佳之. 吸引通気式堆肥化処理技術の開発 (第2報). 農業施設. 2003, 34, 1, 21-30
• ABE, Y. Eco-friendly method for making animal waste compost : new ammonia collecting-type composting technique using vacuum-type aeration. Farming Japan. 2004, 38, 1, 17-24
• 阿部佳之. 堆肥化処理に向けた簡易なアンモニアスクラバ. 農業機械学会誌. 2006, 68, 4, 29-31
• 麻生光成. NTNポリルーブベアリングの種類と特徴. NTN TECHNICAL REVIEW. 1998, 67, 83-90

タイトルに関連する用語 (5件)： 吸引 ,  通気 ,  堆肥化 ,  開発 ,  実証