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J-GLOBAL ID：200902250997841822   整理番号：08A0263432

J-PARCで迎える結晶学の新展開 1.J-PARCで展開される中性子科学 粉末回折装置の概要と構造科学・材料開発に与えるインパクト

Neutron Powder Diffractometers in J-PARC and Its Impact for Materials Science or Materials Developing

著者 (7件)： 石垣徹 (茨城大) ,  星川晃範 (茨城大) ,  米村雅雄 (茨城大 大学院理工学研究科) ,  神山崇 (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科研) ,  鳥居周輝 (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科研) ,  森嶋隆裕 (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科研) ,  大石亮子 (日本中性子光学)
資料名： 日本結晶学会誌  (Journal of the Crystallographic Society of Japan)
巻： 50  号： 1  ページ： 18-23  発行年： 2008年02月29日 
JST資料番号： G0232A  ISSN： 0369-4585  CODEN： NKEGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： J-PARCの物質生命科学実験施設(MLF)で建設中の2台の中性子粉末回折装置,茨城県材料構造解析装置(iMATERIA)とKEKが建設するSHRPDについて記述する。iMATERIAは平均d分解能Δd/d=0.16%となる高処理能力汎用回折装置として設計され,物質科学研究者は材料開発過程でこの装置を化学分析装置として利用できる。実験室X線回折装置の試量寸法に対して数分でRietveld品質が得られる。SHRPDは,既存の粉末回折装置では不可能な研究領域の開拓を目指す,従来にない超高分解能型(最高分解能は0.03%)の回折装置である。中性子回折装置としては世界最高級の分解能であり,放射光の粉末回折装置の分解能にせまる装置である。

シソーラス用語： *粉体 ,  *分析機器 ,  *中性子回折 ,  高分解能 ,  Rietveld法 ,  構造解析 ,  *抄録

分類 (1件)： 中性子回折法  (BK01060A)

引用文献 (9件)：

• KAMIYAMA, T. Physica B. 1995, 213&214, 875
• KAMIYAMA, T. Appl. Phys. A. 2002, 74, S1219
• TAKAI, S. Solid State Ionics. 2002, 148, 123
• NAKAYAMA, Y. J. Alloys Compd. 2001, 316, 284
• NOGUCHI, Y. Jpn. J. Appl. Phys. 2002, 41, 7062

タイトルに関連する用語 (9件)： J-PARC ,  結晶学 ,  展開 ,  中性子科学 ,  粉末回折 ,  概要 ,  科学 ,  開発 ,  インパクト