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J-GLOBAL ID：200902251233003705   整理番号：09A1128933

Arabidopsisにおいて2C型タンパク質ホスファターゼはアブシジン酸活性化タンパク質キナーゼを直接的に調節する

Type 2C protein phosphatases directly regulate abscisic acid-activated protein kinases in Arabidopsis

著者 (12件)： UMEZAWA Taishi (RIKEN, Ibaraki, JPN) ,  SUGIYAMA Naoyuki (Keio Univ., Yamagata, JPN) ,  MIZOGUCHI Masahide (RIKEN, Ibaraki, JPN) ,  MIZOGUCHI Masahide (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HAYASHI Shimpei (Yokohama City Univ., Yokohama, JPN) ,  MYOUGA Fumiyoshi (RIKEN, Kanagawa, JPN) ,  YAMAGUCHI-SHINOZAKI Kazuko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISHIHAMA Yasushi (Keio Univ., Yamagata, JPN) ,  ISHIHAMA Yasushi (JST-PRESTO, Tokyo, JPN) ,  HIRAYAMA Takashi (Yokohama City Univ., Yokohama, JPN) ,  HIRAYAMA Takashi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  SHINOZAKI Kazuo (RIKEN, Ibaraki, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 41  ページ： 17588-17593  発行年： 2009年10月13日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アブシジン酸(ABA)は植物のストレス応答や生長制御に重要であり,このシグナル伝達経路にはサブグループAのタンパク質ホスファターゼ2C(グループA PP2C)もしくはSNF1-関連タンパク質2(サブクラスIII SnRK2)に関する知見をもとに,両者の物理的・機能的な相互作用について検討を加えた。グループA PP2CはSnRK2との物理的な相互作用を介して,ABAによって活性化されたSnRK2の複数のセリン/トレオニン残基の脱リン酸化を行うことが示された。ABAに応答したPCAR/PYR ABA受容体によってこうしたグループA PP2Cの働きは打ち消されたが,abi1-1変異を導入したPP2Cは受容体による制御は受けず,構成的にSnRK2を不活性化していることが示された。本研究から,グループA PP2CはサブクラスIII SnRK2の活性調節因子として働くことが示され,ABAシグナル伝達経路における重要な調節メカニズムが明らかとなった。

シソーラス用語： *セリン/トレオニン特異的タンパク質ホスファターゼ ,  Arabidopsis ,  細胞情報伝達 ,  タンパク質キナーゼ ,  タンパク質結合 ,  突然変異 ,  ホルモン受容体 ,  植物ホルモン ,  不飽和カルボン酸 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  単環セスキテルペン ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： PCAR/PYR ,  SNF1関連蛋白質キナーゼ2 ,  *蛋白質ホスファターゼ2C

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  植物ホルモン  (EH02070M)

物質索引 (1件)： アブシジン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： Arabidopsis ,  タンパク質ホスファターゼ ,  アブシジン酸 ,  活性化 ,  タンパク質キナーゼ ,  調節