抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
潮流発電システム用ブレード構造,および羽ばたき翼構造の設計に関するこれまでの研究について紹介し,それをもとに流体-構造連成効果を積極的に利用した構造設計が機械システムの軽量化および低コスト化に有効に結びつくことを考察した。ここで考えるのは,翼構造に設置したアクチュエータを適切に駆動して構造物に弾性変形をもたらし,それによって生じる空力特性を利用するモーフィング技術とは対称的に,構造物に流体力が作用することによって生じる弾性変形を積極的に利用する,というものである。いずれも基本となるのは流体-構造干渉効果であるが,これまで不安定現象という側面からやっかいものと見られていたこの現象が,見方を変えることによって新しい可能性が広がることを示した。